大谷翔平、ベッツ、フリーマンが初の初回3者三振 チームでは943日ぶり メジャー2年目右腕が快挙

2025年5月3日(土)8時50分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—ブレーブス(2025年5月2日 アトランタ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は2日(日本時間3日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は空振り三振に倒れた。

 この日は昨季メジャーデビューした2年目右腕ホームズとの対戦。2度一塁線際へ鋭い当たりを放ったが、最後はカウント1—2から膝元に沈むカーブを振らされて三振に打ち取られた。さらに2番ベッツ、3番フリーマンも空振り三振。ドジャースが初回の攻撃で3者三振に倒れるのは2022年10月2日のロッキーズ戦以来943日ぶりで、この時はターナー、フリーマン、スミスが3者三振に倒れた。大谷がドジャース移籍後は初めてで、MVPトリオが初めて初回3者三振に打ち取られた。

 大谷は4回先頭で迎えた第2打席もカウント2—2から膝元へのスライダーにバットが空を切って空振り三振。これで対ホームズは初対戦の四球の後は4打席連続三振となった。しかし、ベッツが投手強襲安打、フリーマンが一塁内野安打、T・ヘルナンデスが四球で好機を演出すると、1死満塁からスミスが右翼へ犠飛を打ち上げて先制した。

 4月は54本塁打した昨季と同じ7本塁打も、出場がなかった2019、20年を除き、メジャー最少の10打点に終わった。一方で両リーグトップの32得点はシーズン167得点ペース。1901年以降の近代野球では1921年ベーブ・ルースの177得点に次ぎ、1936年のルー・ゲーリッグと並ぶペースとなった。昨年は自己最多でリーグトップの134得点。ベッツが骨折した6月中旬までは2番だったが、今季は開幕から1番に座る。20四球と出塁率.393はチームトップ。さらに後ろにMVPトリオの2人が控える状況で、レジェンド級の「得点王」獲得も夢ではない。

 この日はチーム2位の8本塁打をマークする好調のエドマンが右足首を痛めて先発落ち。その中で打線の核となる大谷への期待が高まっている。

スポーツニッポン

「三振」をもっと詳しく

「三振」のニュース

「三振」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ