佐々木朗希が7戦目で待望のメジャー初勝利 大谷翔平が8号ソロ含む猛打賞の活躍…チームは7連勝で今季最多の貯金13
2025年5月4日(日)14時26分 スポーツ報知
◆米大リーグ ブレーブス3—10ドジャース(3日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が3日(日本時間4日)、敵地・ブレーブス戦に先発し、5回でメジャー自己最多98球を投げ、6安打3失点の内容でメジャー初勝利を手にした。チームは破竹の7連勝で貯金を今季最多「13」まで積み上げた。
雷を伴う大雨の影響で、試合開始が3時間6分遅れるアクシデントに見舞われ、午前11時21分(現地時間午後10時21分)に開始。待望のメジャー初勝利を狙う23歳の若き右腕は、雨でぬかるんだマウンドでの投球となったが、初回は1死からライリーにボテボテの三塁内野安打を許すと、3番・オズナは96・4マイル(約155・1キロ)の直球で見逃し三振。4番・オルソンを四球で歩かせ、2死一、二塁とすると、5番・マーフィーを見逃し三振でピンチを切り抜けた。
1点のリードをもらった佐々木だが、2回は先頭アルビーズに82マイル(約132キロ)のスライダーを中前に運ばれると、7番・ハリスの打席に盗塁を許し、再び得点圏に走者を背負った。1死二塁から8番・ホワイトに右翼線三塁打を許し、同点に追いつかれた。だが、直後の3回先頭で大谷翔平投手(30)が3試合ぶりの8号ソロを放つなど、打線が2点を勝ち越し。3—1の4回にはベッツ、フリーマンに連続適時打が飛び出すと、相手の守備の乱れも絡むなど一挙4得点で7—1と引き離した。
4回には先頭アルビーズに右翼スタンドに運ばれ、自己ワーストを更新する4試合連続被弾。1死から8番・ホワイト、9番・アレンに連打を浴び、さらに1点を失い、7—3となった。
「1番・DH」で先発出場した大谷は、4回2死の第3打席は中前打を放ち、今季5度目の3安打猛打賞とした。打球速度110マイル(約177キロ)と火を噴くような当たりだった。続くベッツの三塁線を破る適時二塁打で一塁から一気に生還し、メジャートップの得点を「34」に。8回1死の第5打席には四球を選ぶと、一、二塁からフリーマンのダメ押し3ランで生還し、「35」とした。