ヤクルト、8戦ぶり2桁安打で5月初勝利 45歳・石川は6回1失点2勝目、増田の代打V撃で連敗ストップ
2025年5月4日(日)17時25分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ ヤクルト5—2阪神(2025年5月4日 甲子園)
ヤクルトは4日の阪神戦(甲子園)に勝利し、連敗を3で止めた。石川雅規投手(45)が今季3度目の先発で6回6安打1失点の力投で今季2勝目。7回に代打の増田珠外野手(25)が決勝打を放った。
現役最年長の石川が粘りの投球を見せた。毎回安打を浴びながらも、許した得点は4回の阪神・森下に浴びた左越えソロだけ。丁寧にコースを突く投球でアウトを積み重ねた。
打線は4回に4試合ぶりとなる先制点をもぎ取った。赤羽、サンタナの連続安打から2死一、三塁とすると、「6番・三塁」の茂木が右前に適時打を放った。
1—1の7回1死一、二塁の好機で、103球を投げた石川に替わり代打で増田が出場した。すると142キロの直球を中越えに弾き返す2点適時三塁打。相手の暴投もあって、この回一気に3点を勝ち越した。
直後の阪神の攻撃で2番手・木沢が1死満塁のピンチを迎えたが、1失点だけで乗り切った。
その後も反撃を許さず、打線も13安打で8試合ぶりの2桁をマーク。4試合ぶりとなる5月初勝利で借金を「5」に減らした。
▼増田 石川さんからは、ベンチで「任せた」と言ってもらった。石川さんに勝ちをつけられて良かった。ケガ人が多くて苦しい状況だがチーム一丸で戦う。(5日からの)神宮で4連勝にできるように頑張る。