日本ハム2軍戦で継投ノーヒットノーラン 先発の孫易磊が圧巻の6回73球 山本晃―ザバラ―山本拓で達成
2025年5月5日(月)15時54分 スポーツニッポン
◇イースタン・リーグ 日本ハム5—0ヤクルト(2025年5月5日 鎌スタ)
日本ハムは5日、鎌ケ谷スタジアムでのイースタン・リーグのヤクルト戦で4投手による無安打無得点試合を達成した。打線は9安打を放ち5得点。先発した2年目・孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)が6回73球4奪三振無安打の快投。7回は山本晃大投手(26)、8回はアニュラス・ザバラ投手(28)、9回は山本拓実投手(25)が安打を許さなかった。
2軍戦での継投でのノーヒットノーランは、今年4月18日にDeNAが7投手で達成して以来。ちなみに、日本ハムの1軍では2006年4月14日のソフトバンク戦(ヤフーD)で八木—武田久—マイケルが延長12回で達成している。
2023年に育成契約で新加入した“台湾の至宝”孫易磊。投球フォームがドジャースの佐々木朗希と似ていると話題の最速157キロを誇る大型右腕が圧巻の投球を見せた。孫易磊は初回、2回と3者凡退斬り。3回に四球を出したものの、後続をピシャリと抑えた。5回にも四球を出したが、6回まで73球を投げ許したランナーは四球での2人だけだった。
来日1年目の昨季は2軍戦計25回2/3を投げ24奪三振を記録。今季は先発3度を含む5度の登板で0勝0敗、防御率2.40。イースタン・リーグでノーヒットノーランなら、2018年7月1日の日本ハム戦(横須賀)で達成したDeNAの井納翔一以来7年ぶり24人目(25度)だった。