巨人・杉内コーチ 戸郷は「良かったと思いますよ」 次回登板は前回10失点KOされたマツダの広島戦
2025年5月5日(月)23時29分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—10阪神(2025年5月5日 東京D)
巨人の戸郷翔征投手(25)が5日に出場選手登録され、同日の阪神戦(東京D)で今季4度目の先発登板。先制してもらった直後の4回に森下の一発で追いつかれると、6回に勝ち越しを許して6回5安打3失点(自責2)で降板し、昨年9月19日のDeNA戦(東京D)以来228日ぶりとなる今季初勝利を逃してチームワーストタイの今季3敗目を喫した。
それでも過去3戦で最速149キロだった直球がこの日は最速152キロで、150キロ超を連発。復調への手応えを感じさせるマウンドとなった。
試合後、戸郷について聞かれた杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「良かったと思いますよ」とし、「点取られて負け付いちゃったんですけど、次回の登板にいい兆しが出たかなと僕は思っているので」と評価した。
具体的には「真っすぐ。キャッチボールの時から指にかかってるなと思ったんで。今日は気合も入ってましたし、球速も出てましたからね。ああいうピッチングを続けてくれれば勝ち星は付くかなと思ってるんで、そこまで心配していないですね」と明かし、今季初めて大城卓三捕手(32)とのバッテリーになったことについては「相性も含めてですね」とした。
この日は9連戦中の月曜日に登板となった戸郷だが、次回については「火、水、木の辺りですよね。その辺ですよね」と13日から始まる広島3連戦(マツダ)のいずれかになるとした。
戸郷は4月11日の広島戦(マツダ)で4回途中10安打10失点(自責9)KOを喫しているだけに、リベンジの登板で今季初勝利を目指す。