「野球的な勘の良さを示している」ドジャース指揮官 二盗&好走塁のキム・ヘソン称賛「彼の持ち味」
2025年5月5日(月)11時54分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース3—4ブレーブス(2025年5月4日 アトランタ)
ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦でメジャー初盗塁を記録した。
3—4の9回、先頭・パヘスが二塁への内野安打で出塁すると、キム・ヘソンが代走で途中出場した。続くスミスの打席でスタートを切ると、二盗に成功。最後は頭から滑り込んでセーフをもぎ取り、メジャー初盗塁を記録した。
さらに、スミスが空振り三振に倒れ相手捕手・ボールドウィンがボールをこぼした間に一塁まで走ると、ボールドウィンが一塁へ送球。その隙に三塁まで進む好走塁で一打同点の絶好機を演出した。
ただ、ロハス、バーンズが2者連続三振に倒れ、ゲームセット。惜しくも初得点を逃した。
試合後、ロバーツ監督はキム・ヘソンの走塁について「素晴らしかったですね。とてもエキサイティングでした」と満足顔。「(相手守護神の)イグレシアスから盗塁するのは難しいですが、キムは素晴らしい走塁を見せてくれました。際どいプレーでしたし、さらに一塁への送球で三塁まで進んだのは大きかったです。ああいったスピードのあるプレーが彼の持ち味です」と称えた。
三塁に進んだ好判断、好走塁には「あれは本能的なプレーですね。彼は素晴らしいスタートを切って三塁まで行きました。こういったことは、彼がもっとプレーを重ねていく中で、我々も彼のことをもっと知っていく部分でもありますが、彼の野球的な勘の良さを示していると思います」とうなずいた。