綱獲り大の里「最初の生ぬるい体から...」“本場所ボディー”で手応え 出稽古で琴桜らと18番11勝

2025年5月5日(月)15時23分 スポーツニッポン

 大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)で初の綱獲りに挑む大関・大の里(24=二所ノ関部屋)が5日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋に出向き、大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)や関脇・大栄翔(31=追手風部屋)らと18番取って11勝7敗だった。

 琴桜とは16番取って10勝。「(二所ノ関一門の)連合に参加していなかったので、大関とは総見のときもそこまでやっていないし、やっておきたかった」。もろ差しになって寄り切りや、のど輪をまじえての攻め込みにも動じず、力強く押し出すなど状態の良さをうかがわせた。

 2日の稽古総見では、横綱・豊昇龍(25=立浪部屋)に8敗するなど6勝10敗だった。4日連続で実戦稽古をこなし、「良くなってきていると思うし、昨日も部屋で、しっかり番数をこなした。今日もしっかりと稽古した。あとはもう稽古しかないと思うので、しっかりと状態を上げていきたい」と力を込めた。

 本場所に向けて体も仕上がってきた。先月の力士会前に身長と体重を計測し、体重は191キロ。「太ったけど、動けている。最初の生ぬるい体から変わってきているし、体重も徐々に落ちてきているので、本場所用の体になってきているのかなと思う」。稽古で番数を重ね、「3、4キロくらい落ちていると思う」と語った。勝負の夏場所へ「体調管理をしっかりやって頑張りたい」と入念な調整を続ける。

スポーツニッポン

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