大関・琴桜「自分の形になることを考えた」 綱獲り大の里らと21番「誰とやっても調子が良い悪いとか...」
2025年5月5日(月)17時42分 スポーツニッポン
大相撲の大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)が5日、千葉県松戸市の同部屋で出稽古に訪れた大関・大の里(24=二所ノ関部屋)や関脇・大栄翔(31=追手風部屋)らと21番取って10勝11敗だった。
大の里とは黙々と番数を重ね、16番取って6勝。「最初は申し合いと言われていた。そのときの雰囲気で」。力強い押し、一気の出足で寄り切るなど、存在感を発揮し「自分の形になることを考えた」と語った。
本場所前に大関と相撲を取る機会が増えてきているが、「誰とやっても調子が良い悪いとか関係ない」と淡々と話した。初の綱獲りに挑んだ初場所は5勝10敗で負け越し。先場所は8勝7敗で初のカド番を脱出した。夏場所(11日初日、東京・両国国技館)まで1週間を切り、「しっかりやっていきたい」と準備を進めていく。