大谷翔平、マイアミの球場は「いい思い出が多い」…190キロ弾で勝利に貢献

2025年5月6日(火)12時36分 読売新聞

打席に立つ大谷翔平(5日)=Sam Navarro-Imagn Images-USAトゥデー

 【マイアミ(米フロリダ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦で9号2ランを放つなど4打数1安打2打点1盗塁をマークし、7—4の勝利に貢献した。

 マーリンズの本拠地ローンデポ・パークでは、昨年9月19日にメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を成し遂げた。2023年3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が行われ、大谷が抑え投手としてマウンドに上がり、日本代表を世界一に導いた場所でもある。「本当にいい思い出が多い。去年もそうだったし、WBCも含めて、本当に好きな球場の一つ。今日もいい試合だった」。大谷はそう振り返った。

 1番指名打者で出場したこの日は、四球で出塁した三回に二盗を決め、5年連続の2桁となる10盗塁に到達した。五回無死二塁では2022年サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のアルカンタラが投じたフルカウントからの6球目、真ん中付近への97・7マイル(約157キロ)の直球を完璧にとらえ、今季自身最速117・9マイル(約190キロ)を記録する痛烈なライナーで右翼フェンス奥のブルペンに運んだ。飛距離は386フィート(約118メートル)だった。

 二塁走者はメジャー初先発で初安打をマークした金慧成キムヘソン。ゆっくりとダイヤモンドを1周した大谷は、先にホームを踏んだ金の頭をぽんとたたいた。ベンチに戻ると、今度は両手でハイタッチ。4歳下の金はドジャースに今季加入する前のオフに同じ場所で練習した間柄でもあり、自分のことのようにうれしかったようだ。金は次の打席で初打点も挙げており、大谷は「本人にとっては本当に特別な日だと思う。今日も素晴らしい活躍だった」とたたえた。

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