1軍昇格後も圧巻の0行進 最速155キロも話題 中日ロマン腕が「やはり、エグイ」進化した25歳右腕に「勝ちパ入りあるぞ」
2025年5月7日(水)12時42分 ココカラネクスト

根尾は今季初の本拠地マウンドで躍動した姿を見せた(C)産経新聞社
中日のロマン腕、根尾昂が着実に結果を積み重ねている。
6日のDeNA戦(バンテリン)、3点ビハインドの7回、根尾が2番手としてマウンドへ上がった。
【動画】安定感が増してきた!3試合連続0封、根尾の快投シーン
今季初の本拠地マウンドに大歓声が沸き起こった。先頭のタイラー・オースティンには中前打を許し、二死二塁で迎えたのが母校、大阪桐蔭の4学年後輩・松尾汐恩。石上泰輝にかわって代打におくられた松尾に対し、根尾はギアを上げる。
松尾に投じた2球目が自己最速を更新する155キロを計測。これには本拠地ファンからもどよめきが起きた。最後は139キロのスライダーでしっかり空振り三振に仕留めた。
この日は1イニングを2安打無失点。これで今月1日に1軍昇格後、3試合に登板し打者12人に対し、被安打4、四死球0と安定感も光る。昨年までのピッチングの内容からは制球力も課題とされてきたが、投手転向4年目、2025シーズンの根尾はしっかり自身をコントロールできていることが伝わってくる。
快進撃を続ける右腕に対してはX上でも「やはり、エグイ」「華がある」「勝ちパ入り、あるぞ」など、関心が高まっている。
井上一樹監督も根尾の起用に関しては本格覚醒を願い、慎重にステップを踏ませている。
今季が高卒7年目シーズンを迎える。内野手として入団、その後、外野手、投手と様々なポジションに転向しながら、いよいよ「最適解」にたどり着くか。今後の快進撃も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]