緊急事態の巨人 坂本勇人と浅野翔吾が1軍昇格 負傷離脱の岡本和真は故障班へ 長野久義も抹消
2025年5月7日(水)16時6分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年5月7日 東京D)
日本野球機構(NPB)は7日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を公示し、巨人は負傷した岡本和真内野手(28)と18打席連続無安打中の長野久義外野手(40)を登録抹消。代わって打撃不振のため無期限で2軍調整中だった坂本勇人内野手(36)と浅野翔吾外野手(20)を登録した。
坂本はプロ19年目を迎えた今季も3月28日のヤクルト戦(東京D)で「6番・三塁」に入って開幕スタメン。だが、11試合に出場して打率.129(31打数4安打)、0本塁打、2打点と打撃不振に苦しみ、4月15日に出場選手登録抹消となっていた。
岡本は開幕から全32試合で4番打者を務め、打率.308(リーグ3位)、8本塁打(同2位)、25打点(同3位)の好成績。一塁と三塁の守備でもチームに貢献していた。
だが、「4番・一塁」で先発出場した前日6日の阪神戦(東京D)で初回に打者走者と交錯して負傷交代。都内の病院で診察を受けて「左肘の筋損傷」と診断され、長期離脱を余儀なくされることになった。
岡本は「一日でも早く戻れるように頑張ります」と気丈にコメントしたが、7日から故障班に入って治療とリハビリに専念することになっている。
長野は今季初打席から2打席連続安打をマークしたが、現在は一転して18打席連続ノーヒット。前日6日の阪神戦(東京D)では「7番・左翼」に入って4月13日の広島戦(マツダ)以来今季2度目の先発出場となったが、岡本交代後の初回守備で落球して失点に絡み、打席でも4打数無安打1三振だった。
浅野は今季初の1軍昇格。一時は3軍降格も経験したが、巻き返しを図る。