「グローブは必要ない!」菊池雄星が驚きの“神業”を披露! 88球今季最多タイ9奪Kも5回途中1失点で無念の降板

2024年5月16日(木)7時32分 ココカラネクスト

菊池雄星は今季最多タイの9奪三振も5回途中で降板(C)Getty Images

 ブルージェイズの菊池雄星が現地時間5月15日(日本時間16日)、敵地のオリオールズ戦に先発登板。5回途中6安打1失点で勝利投手の権利まであと2アウトというところでの降板。88球で今季最多タイの9奪三振という内容だった。防御率は「2.60」となっている。

【動画】トスされた球を素手でキャッチ!菊池雄星の“神業”を見よ!

 菊池は初回、いきなり先頭のジョーダン・ウエストバーグに一発を浴びてしまうが、後続を連続空振り三振に切って取るなど、1失点で終えた。

 2回も先頭のホルヘ・マテオに二塁打を打たれて無死二塁とするも、続くコルトン・カウザーを142キロのスライダーで空振り三振。続く打者を連続でフライアウトに抑えてピンチを切り抜ける。

 3回も二死からライアン・マウントキャッスルに安打を浴びたが、続くガーナー・ヘンダーソンは一ゴロ。一塁手のウラジーミル・ゲレロJr.がトスした球を、菊池が素手でキャッチしてそのままベースを踏んでアウトにするという“神業”を見せた。
 
 このシーンを『MLB公式』Xも「ウラジーミル・ゲレロJr.からユウセイ・キクチへ グローブは必要ない!」と投稿し、驚きの声を上げている。

 4回も一死一・二塁と得点圏に走者を置きながら、効果的に三振を奪う投球で得点を許さなかった。5回に入ると、初回に本塁打を浴びたウエストバーグを140キロのスライダーで空振り三振。しかし、続くアドリー・ラッチマンに右翼への安打を浴びたところでマウンドを降りた。

 菊池はこれまで6試合連続で6イニング以上を投げて、そのうち5試合がクオリティスタートという安定していた投球を続けていただけに、無念の降板となった。

 試合は2-1とブルージェイズが1点リードで迎えた9回無死一塁、オリオールズのアドリー・ラッチマンによる9号サヨナラ2ランが生まれ、チームは土壇場で逆転サヨナラ負けを喫した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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