浦和戦で就任後初の3連勝狙う松橋監督「序盤のタフな戦いを制することが大事」 DF木村「どアウェーの雰囲気は嫌いじゃない」
2025年5月16日(金)13時51分 スポーツ報知
浦和戦に向けて意気込みを語るFC東京・松橋力蔵監督
今季初の2連勝中と調子を上げている15位・FC東京は16日、アウェー・浦和戦(17日、埼玉)に向けて東京・小平グラウンドで調整した。就任後、初の3連勝へ松橋力蔵監督は「さらに勝ち点を上積みすることでいろんなものが変わると思う。勝つことは大事」と言葉に力を込めた。
4位・浦和の印象を指揮官は「攻撃的でもありながら、守備からのカウンターもある。常に警戒しておかなくてはいけない」と気を引き締めながら「1対1で負けないとか、そこ(局面)をひっくり返すことで、自分たちのストロング(を出して)、相手のウィーク(ポイント)を突くこともできると思う。(試合)序盤のタフな戦いを制することも大事」とポイントを語った。アウェーの雰囲気となる埼玉スタジアムについては「素晴らしいスタジアム。レッズファンのエネルギーはすごいと思うし、そういうエネルギーに負けてはいられない」と警戒しつつ、視線を上げた。
前節10日の神戸戦(味スタ)では、終了直前に得たPKをマルセロヒアンが決め、連勝を飾った。無失点で貢献したDF木村誠二は浦和戦へ「“どアウェー”みたいな雰囲気は嫌いじゃない。声が通りづらいところは少し難しくなるかもしれないが、変に気負うこともない。自分たちの強みを生かせるサッカーができたらいい」と見据えた。チーム状態についても「かなりいい」と手応えを感じており、「3連勝、4連勝してどんどん上に向かっていけたら。(持ち味の前線へのロングフィードも)チャンスがあれば狙っていきたい」と意気込んだ。