力石政法「いつかちばてつやさんとコラボできたら(笑い)」 世界王座奪取で“本家”超え意欲

2025年5月16日(金)18時33分 スポーツニッポン

 ◇ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦 同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)《12回戦》同級3位・力石政法(大橋)(2025年5月28日 横浜BUNTAI)

 世界初挑戦するIBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(30=大橋)が“本家超え”に意欲を示した。

 16日、横浜市内の所属ジムで練習を公開。同級1位のエドアルド・ヌニェス(27)との同級王座決定戦に向け、ミット打ちやドラムミット打ちを披露し「状態?バッチグー。今回の試合は勝てば何でもいい。でも僕が見えている勝ち方は向こうが倒れている」とKOでの王座奪取を見据えた。

 3月には兄・矢吹正道(32=LUSH緑)がアンヘル・アヤラ(24=メキシコ)を12回1分54秒TKOで下し、IBF世界フライ級王座を獲得した。2人の姓は佐藤だがボクシング漫画『あしたのジョー』から取ったリングネームが由来となっている。主人公の矢吹丈とライバルの力石徹はともに世界のベルトをつかんでいないが、力石は「兄ちゃんがチャンピオンになって漫画を超えてきた。僕も超えて、いつかちばてつやさんとコラボできたらと思っている」と“本家”超えに意欲を示した。

 力石が王座奪取となれば目標の「兄弟同時世界王者」誕生となる。矢吹の前戦でセコンドに入りサポートした力石は試合後「兄より凄い勝ち方をしないといけない。兄は12回でKOしたんですけど、僕は1分で倒します」と宣言していたが、この日は「いやいや、ジョークです。倒せるわけないでしょ。(漫画の)力石にちなんだだけ」と本家のセリフを引用したことを明かし、報道陣を笑わせていた。

 もう1試合の世界戦ではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が2度目の防衛戦で同級8位のユッタポン・トンディ(31=タイ)の挑戦を受ける。試合はNTTドコモの映像配信サービスLeminoの有料プラン「Leminoプレミアム」で独占ライブ配信される。

スポーツニッポン

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