巨人・赤星優志に遠い白星 1―0の6回に同点弾浴びて降板 前夜の山崎に続いて膝に手をつきガックリ

2025年5月16日(金)20時10分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人—中日(2025年5月16日 東京D)

 巨人の4年目右腕・赤星優志投手(25)が16日の中日戦(東京D)で今季8度目の先発登板。6回5安打1失点と好投しながら打線の援護に恵まれずに1—1で降板し、4月18日のヤクルト戦(神宮)以来4試合ぶりとなる今季3勝目を逃した。

 チームが鬼門の敵地マツダで広島に開幕から6戦6敗。今季初の4連敗で最大5あった貯金を使い果たして7試合ぶりに戻った本拠・東京ドームのマウンドに上がった。

 初回からテンポ良く投げ、安打を打たれながらも要所を抑えて危なげない内容。

 序盤を無失点で立ち上がった赤星について、杉内投手チーフコーチも「真っすぐは走っているし、変化球も低めに集められていて良い投球ができていると思う。先制点を与えないというのはもちろんなんだけど、その気持ちが強すぎて、投球がきゅうくつになってしまわないように、マウンドの上では大胆さと、繊細さを使い分けて投球してほしい」と話したように順調にイニングを重ねた。

 すると、打線が4回に増田陸の2号ソロで先制。増田陸は9日のヤクルト戦(神宮)以来6試合ぶりの一発となったが、その時に巨人の先発マウンドに上がっていたのも赤星で、登板2試合連続で増田陸から援護を受けた。

 だが、1—0で迎えた6回だった。1死から3番・上林に投じた真ん中やや外寄りのカットボールを右中間スタンドに叩き込まれて同点。赤星は膝に両手をついてガックリと肩を落とした。

 巨人は前日15日の広島戦(マツダ)でも1—0で迎えた6回に先発右腕・山崎が小園に満塁弾を浴びて膝に両手をついたが、2日連続で無念のシーンが続いた。赤星はこの回を投げ切って降板。4戦ぶり白星はならなかった。

 赤星の投球内容は6回で打者23人に対して93球を投げ、5安打1失点。5三振を奪って四死球なし、直球の最速は151キロだった。

スポーツニッポン

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