【世界卓球】16歳・張本美和、20歳・木原美悠組が17分完勝発進「思い切ったプレーができた」張本は2種目で初戦勝利…女子ダブルス
2025年5月18日(日)18時24分 スポーツ報知
女子ダブルス初戦を突破した(左から)木原美悠、張本美和(カメラ・宮下 京香)
◆卓球 ◇世界選手権個人戦 第2日(18日、カタール・ドーハ=ルサイル・アリーナ)
【ドーハ(カタール)18日=宮下京香】女子ダブルス1回戦で、16歳の張本美和(木下グループ)、20歳の木原美悠組がパウリナ・ベガ、ダニエラ・オルテガ組(チリ)をゲームカウント3—0のわずか17分足らずで快勝した。木原は「自分にとっては1試合目だったけど、最初から自分たちらしい思い切ったプレーができた」。3種目に出場している張本美は「昨日の(混合複の)試合に比べたら自分のミスが目立ってしまった部分があった。今日は木原選手のおかげです」と感謝した。
第1ゲーム(G)を11—3で先取するなど、チリのペアを圧倒。今大会で使用する赤い台に対し、張本美が強打で決めきれずにミスになる場面もあったが、木原が好機をつくり、張本美が強烈なバックハンドドライブで決める形は示せた。4歳上の木原は「台は少し(打球が)止まる感覚もありますが、試合を重ねて慣れていくものだと思うので、2人で頑張って調整したいです」と前向きに話した。
張本美は、日本時間午後7時20分開始予定の女子シングルス1回戦にも出場するため、準備に向かった。前回23年大会は別のペアで銅メダルを獲得した木原は次戦へ「自分は、今回はダブルスだけなので、懸ける思いと言いますか。やっぱり優勝したいという気持ちが強いです」と言葉に力を込めた。
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