早大が零封負けで3連覇苦しく...小宮山監督「最初の2点は...」 尾瀬と寺尾が激突...流血し担架で搬送
2025年5月18日(日)16時15分 スポーツニッポン
◇東京六大学野球春季リーグ戦第6週第1日 1回戦 早大0—3明大(2025年5月18日 神宮)
早大が3連覇へ痛い星を落とした。エース伊藤樹(4年=仙台育英)が右手中指のマメの影響で、いつもなら第2戦先発の宮城誇南(3年=浦和学院)が第1戦を任された。
1回、1死満塁のピンチで遊ゴロを大内碧真(同=浦和学院)が握りそこね、一塁はアウトにしたものの本塁生還を許した。2回は先頭の福原に三塁線を破られ投手・毛利に適時打を浴びるイヤな展開。3回にはソロ本塁打を浴び、攻めても明大の3投手を打ち崩せず敗れた。
「どの試合も負けられない試合。今日はホームランは仕方ないが、最初の2点はやってはいけない点。先頭打者に三塁線を破られるなんてね。守りのミスが出た」小宮山悟監督は1、2回の失点を悔やんだ。試合中、中堅・尾瀬雄大(4年=帝京)と左翼・寺尾拳聖(3年=佐久長聖)が打球を追って激突。寺尾は鼻血を流し担架で運ばれた。
「あすは尾瀬と寺尾が出れないかもしれないけどね」と不安材料を口にした指揮官。負ければV逸が決まるだけに総力戦でやるしかない。