【バレー】石川真佑 史上初の兄妹同時代表主将は「あまり深く考えていない」兄は祐希
2025年5月22日(木)20時31分 スポーツニッポン
バレーボール女子日本代表が22日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでキックオフ会見に臨んだ。昨夏のパリ五輪を最後に現役を退いた古賀紗理那さんから主将を引き継いだ石川真佑(25=ノバラ)は「ロサンゼルス五輪に向けての最初のシーズンがスタートした。強いチームを作ることが大事だと思っている。うまくいかないこともあると思うが、チームが1つになっていい方向に向かっていけるように頑張りたい」と抱負を述べた。
兄の祐希(30=ペルージャ)も男子代表で主将を務めており、兄妹が同時に代表主将を務めるのは日本バレー史上初めて。最高かつ身近にお手本がいる願ってもない状況だが、「(兄妹主将は)あまり深く考えていない」とキッパリ。理由は「兄は主将だが、1人のアスリートとして学ぶことがあるし、凄く結果を出している」からで、あくまで男子日本代表主将としての兄を手本にして、自分なりの主将像を作り上げていくことを表明した。
2季連続で世界最高峰のイタリアでプレーした経験は、若い面々も新たに加わった代表メンバーにも還元していくつもり。「イタリアでプレーして、勝負どころの気持ちの強さは身近で感じてきた。まずは自分が出して、周りに伝えたい」と話した。