バレー日本代表 史上初の兄妹同時主将 石川真佑「一丸で」ロスへ アクバシュ新体制30人で始動

2025年5月23日(金)4時30分 スポーツニッポン

 28年ロサンゼルス五輪へスタートを切るバレーボール女子日本代表が22日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで記者会見した。トルコ出身のフェルハト・アクバシュ新監督(39)の下、新主将に就いた石川真佑(25=ノバラ)は最終目標をロスでのメダル獲得に設定。兄の祐希(29=ペルージャ)とともに史上初の兄妹同時主将として日本バレー界をけん引する。

 30人もの大所帯でスタートしたアクバシュ・ジャパンのけん引役を任された石川。会見ではいの一番でマイクを握ると「最初のシーズンなのでうまくいかないこともあると思うが、一つになっていい方向に向かっていけるように頑張りたい」と所信表明した。

 代表主将として兄は最高のお手本となりそうだが「あまり深く考えていない」と話す。理由は一人の選手として尊敬しているから。「凄く結果も出していて学ぶことがある」と今季は欧州制覇も果たした“兄”ではなく“石川祐希”を最高のお手本として自分なりのリーダー像をつくるつもりだ。

 2季連続で世界最高峰のイタリアでプレーし、「高さやパワーは常に感じた。勝負どころの気持ちの強さを間近で感じてきたので、まずは自分が出すことで周りに伝えたい」と経験もチームに還元していく。7月にはネーションズリーグ千葉大会も控えており、「会場まで応援に来てくれるとうれしい」とファンにも呼びかけた。  

スポーツニッポン

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