バレー女子日本代表の石川真佑新主将、兄・祐希に「一人のアスリートとして学ぶことがある」きょうだいで男女主将
2025年5月22日(木)17時13分 スポーツ報知
バレーボール女子日本代表のキックオフ会見に出席した新主将の石川真佑(中央)(カメラ・手島 莉子)
2025年度バレーボール女子日本代表チームのキックオフ記者会見が22日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、新主将に就任した石川真佑(ノヴァーラ)は、2028年ロサンゼルス五輪へ向けたスタートとなるシーズンへ「最初のシーズンなのでうまくいくこと、いかないこともあると思いますが、チームが一つになって良い方向に向かっていきたい」と言葉に力を込めた。
真佑は東京・下北沢成徳高卒業後の19年に東レに加入し、同年に日本代表初選出された。東レに在籍した22—23年のVリーグで日本人シーズン最多得点(735点)を記録。23〜24年からイタリア1部・セリエAに戦いの場を移し、昨季はプレーオフ4強。個人でチームトップの計344得点を挙げ、CEV杯ではイタリア初タイトルを手にした。
男子日本代表は兄・祐希(ペルージャ)が主将を務める。今回、きょうだいが同時に日本代表の主将を務めることになったが、真佑は「そこに関してはあまり深く考えていないです。きょうだいだからというより、一人のアスリートとして学ぶことはあります」と兄に尊敬のまなざしを向けた。