大栄翔が4敗目 場所後の大関昇進は絶望的 残り2番全勝でも昇進目安に2勝届かず 「残りも前に出る相撲を」
2025年5月23日(金)20時33分 スポーツ報知
豊昇龍(右)は寄り切りで大栄翔を下した(カメラ・池内 雅彦)
◆大相撲 ▽夏場所13日目(23日、東京・両国国技館)
関脇・大栄翔(追手風)の場所後の大関昇進は絶望的となった。横綱・豊昇龍(立浪)に寄り切られて4敗目。支度部屋では厳しい表情で「攻められなかった」と語った。
大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」。1月の初場所は11勝、3月の春場所は9勝で、今場所は13日目終えて9勝。残り2番で全勝しても計31勝と、昇進の目安には2勝届かない。新たな大関取りの起点づくりのためにも2ケタ勝利は必須。「残り2番、前に出る相撲を取りたい」と前を向いた。