名城大の元主将・小林成美が現役引退を表明「悩みながらも精一杯競技と向き合ってきた」明日25日が引退レース

2025年5月24日(土)20時30分 スポーツ報知

小林成美

 陸上女子長距離で名城大の元主将・小林成美(三井住友海上)が24日、現役を引退することを自身のSNSで発表した。「正式な退部日は少し先になりますが」とし、明日25日の東日本実業団選手権5000メートルが引退レースになることを明かした。

 小林は「ここ数年、いろいろ悩みながらも精一杯競技と向き合ってきました。しかし気持ちが少しずつ変化し、『現状から一歩踏み出したい!』『新しい挑戦をしたい!』と思うようになり、この決断に至りました。結果で恩返しをすることができず、応援・サポートしてくださった皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。苦しい時期に声をかけてくださった皆さんのことばに、何度も救われました。心から感謝しています」などと思いをつづった。

 小林は長野・川中島中、長野東高で活躍し、大学は強豪の名城大に進んだ。同級生の昨年のパリ五輪代表・山本有真(積水化学)らとさらに足を磨き、全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝は在学中に全ての大会に出場。いずれも優勝に貢献し、4年時は主将としてチームを支えた。

 4年時の2022年オレゴン世界陸上は1万メートルの代表に選ばれたが、出国前に新型コロナウイルスに感染したことがわかり、出場はかなわなかった。三井住友海上に進んだ23年は試合に出ず、昨シーズンからレース復帰していた。

スポーツ報知

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