【東海大会】津田学園149キロ左腕が逆転呼ぶ好救援「一歩ずつ...」今春覚醒も卒業後は大学進学へ

2025年5月24日(土)19時14分 スポーツニッポン

 ◇高校野球春季東海大会1回戦 津田学園7—4中京(2025年5月24日 津市営球場)

 高校野球の春季東海大会が24日に開幕し、津田学園(三重)が中京を7—4で制して初戦を突破した。

 最速149キロを誇るエース左腕の桑山晄太朗(3年)が好救援で逆転勝利を呼んだ。

 強い雨が降る中、1—4の7回から3番手として登板。最速147キロを計測した速球と得意球のスライダーを武器に3回を被安打1、無失点に抑えると、3—4の9回に打線が一挙5安打4得点で逆転に成功した。

 「エースとして流れを変えることを意識してきたので、そこができて良かったです。7、8回とバタついてしまったけど、9回はバランスよく投げることができたと思います」

 身長1メートル80、体重81キロの恵まれた体格から投げ下ろす本格派左腕だ。2年秋まで投手と一塁手を兼任していた中、2年冬から投手一本に専念。体に切れを出すためにひと冬で5キロ減量した上でウエートトレなどで筋肉量を増やすと、自己最速が2年秋時点での142キロから7キロ上昇した。

 今春の急成長でNPBスカウトも注目する存在となった中、「最終的な目標はプロ入りだけど、一歩ずつ段階を踏んで成長していきたい」と大学への進学希望を明かした。

 ◇桑山 晄太朗(くわやま・こうたろう)2007年(平19)6月29日生まれ、愛知県稲沢市出身の17歳。小1から大里西クラブで野球を始めて投手を務める。中学では藤華クラブに所属。津田学園では1年秋に背番号18でベンチ入りし、2年秋から背番号1。50メートル走6秒7、遠投100メートル。1メートル80、81キロ。左投げ左打ち。

スポーツニッポン

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