【広島】継投決まって逃げ切り…新井貴浩監督「決めていた」先発の5回交代は「それをやると…」
2025年5月27日(火)22時15分 スポーツ報知
6回無死一塁でマウンドに上がった塹江(カメラ・小林 泰斗)
◆JERAセ・リーグ 巨人1—2広島(27日・富山)
広島は継投策が決まり、1点差で逃げ切った。先発の玉村は5回0/3を4安打1失点で2勝目を挙げたが、6回先頭の増田陸に中前打を浴びたところで降板。今季最少の61球で交代となった。新井監督は「先頭を抑えたらそのまま行かせた。前回も6回だったかな、3巡目に捕まる傾向があったので。あそこを出したら、塹江に代えると決めていた」と明かした。
2番手の塹江は門脇の犠打の後、吉川を二ゴロ。2死三塁で右打者が続く打順を迎えると、中崎を投入した。右腕は若林に四球を与えたが、甲斐を右飛に打ち取り、ピンチを脱出。7回からは森浦、ハーン、栗林とつないだ。
指揮官は「みんな本当によく頑張った。塹江と中崎がよく踏ん張ってくれたし、後からいった投手が今日はすばらしかった」と救援陣に拍手。玉村には「悔しかったと思うんだけど、それを次の登板にまたぶつけて。1イニングでも長く投げられるように頑張ってもらいたい」と期待した。5回まででの交代は「なかった」と否定。「それをやると…(よくない)というのもあるから」と玉村が殻を破るチャンスも与えての勝利だ。