【中日】井上一樹監督がファウル判定に抗議「退場が怖くて言わん監督はおらん。説明をもらいたかった」
2025年5月27日(火)22時29分 スポーツ報知
川越(左奥)の大飛球を巡り、抗議する井上監督(右=カメラ・山崎 賢人)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト2—1中日(27日・神宮球場)
中日・井上一樹監督が怒りをあらわにした。1点を追う8回1死一塁。川越の初球だった。浮いた変化球を強振し、右翼ポール際に特大飛球を放つも判定はファウル。この日、2度目となるリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。指揮官はすぐさまベンチを飛び出し、審判団に詰め寄った。ホームランなら逆転2ランとなっていただけに、右翼スタンドからはブーイングが起こり、場内は騒然となった。
試合後の井上監督は「俺は、ポールから真正面の方で、ベンチで見てるわけだから。それで、間違いなく(打球がポールを)巻いてるっていう確信があったから、これはなあ…。ただ、リクエストに関してのジャッジに抗議をすることは、NPBでは許されてないってのがある。『あんまり言うと退場になりますよ』みたいに言われたけど、退場が怖くて言わん監督はおらんやろ? どういうふうな形(での判断)なの?っていう説明をもらいたかった。今日のゲームにおいて言えば、1点をなかなか取れないロースコアの中での当たりだったから、必死にならない方がおかしい。いろんな形での(改善対策を)提案してもらってもいいのかなと思う」と心境を明かした。