山本由伸 5回まで1失点で6勝目権利 好フィールディングで傷口広げず 打線も大谷19号など4点援護

2025年5月27日(火)8時52分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース—ガーディアンズ(2025年5月26日 クリーブランド)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発。5回まで1失点で6勝目の権利をつかんだ。

 初回は先頭の好打者・クワンを3球三振。2球で追い込むと最後はスプリットで空振りを奪った。2番・ネーラーもスプリットで2者連続の空振り三振。3番・ラミレスもカットボールでニゴロに打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。

 3回に先頭・アリアスを四球で歩かせると、続くマルティネスに右前打を許し無死一、二塁。ここで9番・ウィルソンが送りバントを試みた。打球は前進していた一塁手・フリーマンの横をすり抜け、転がったが、この打球を山本が捕球すると、一塁ベースが空いていたため自らベースまで走って最後はヘッドスライディングした打者走者にグラブでタッチ。セーフならば無死満塁というピンチを好フィールディングで1死二、三塁とした。続くクワンの遊ゴロで三塁走者の生還を許したもののネーラーを空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 4回も失策が絡み1死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、シュニーマンを95・1マイル(約153キロ)の外角直球で遊ゴロ併殺に打ち取った。4—1とリードを広げた5回は3者凡退に封じた。

 打線も初回に大谷が2戦連続となる19号先頭打者アーチ。2回にもパヘスが適時打を放つと、5回にもT・ヘルナンデスの適時打などで2点を加え、山本を援護した。

 山本は前回20日のダイヤモンドバックス戦はメジャー移籍後最多となる110球を投げ、7回1安打無失点と好投。6勝目こそ逃したが、チームの連敗を6で止める働きぶりを見せた。

 今季はここまで10試合で5勝3敗、防御率1・86はメッツ・千賀に次いでナ・リーグ2位と好成績を残している。

スポーツニッポン

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