J2富山、小田切監督の解任発表 後任は横浜M安達コーチ 左伴社長が声明「看過できる限度を超えた」
2025年5月27日(火)9時32分 スポーツニッポン
J2のカターレ富山は27日、小田切道治監督(46)を成績不振で解任し、後任としてJ1の横浜F・マリノスでアシスタントコーチを務める安達亮氏(55)が就任すると発表した。
富山は11季ぶりにJ2復帰となった今季、ここまでリーグ戦3勝6分け7敗の勝ち点15で20チーム中17位。消化試合数こそ異なるが、J3降格圏の18位・山口、19位・いわきFCとは勝ち点で並ぶ苦しい状況となっており、巻き返しに向けて安達氏へ白羽の矢が立った。
左伴繁雄社長もクラブ公式サイトで声明文を発表し「本人事は、リーグ戦12戦勝ちなしという今般の戦績によるもので、看過できる限度を超えたとの認識に立ったものです」などと説明した。
日本サッカー協会公認S級指導者ライセンスを持つ安達新監督は当時J3だった18〜20年にも富山を指揮しており、今回が5年ぶりの復帰となる。新指揮官はクラブを通じ「富山のサッカー熱をさらに盛り上げるためにやってまいりました。県総での熱い声援をお待ちしております。よろしくお願いいたします」とコメントした。