阪神・藤川監督「サヨナラ押し出しは現役のときからよく見ていた」
2025年5月27日(火)23時11分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神1—0DeNA(2025年5月27日 倉敷)
阪神は劇的なサヨナラ勝利。延長11回無死満塁から最後は森下が四球を選んだ。
藤川監督にとっては就任以来、初のサヨナラ勝利にもなった。「最終的に勝つことができたので、明日、甲子園に気持ちよく、みんなが帰れる。岡山のファンの声援のおかげで最後にボールをもらえたと思えますから、本当に感謝をしたいですね」と興奮気味に語った。そして「僕も現役のときはリリーフでしたから、よくサヨナラ押し出しというものは見てきたんですけど、最初のサヨナラが、リリーフ陣、投手陣がしっかりとつないできて、守る方も守りながらで、タイガースらしいサヨナラのシーンだったな、と思いましたね」と現役時代を思い出した。
右翼・佐藤輝、左翼・森下の布陣について「ライトスタンドの方も『佐藤』と呼ぶ声も多くて。佐藤は気にならないかな、とも思ったんですけど。やっぱり心強い選手で、みんな心強いですし、岡山のファンの方にも喜んでもらえたらよかった。キャンプから常にやってきていますから。チームにとってベストな形と判断すれば、もちろんこういう形を取るというのは当たり前ですね」と説明した。