【名古屋場所番付予想】安青錦が史上最速新三役へ 大栄翔、霧島、若隆景は大関獲り? 28日番付編成会議
2025年5月27日(火)8時15分 スポーツニッポン
大相撲夏場所が25日に千秋楽を迎え、4度目の優勝を果たした大の里(24=二所ノ関部屋)の新横綱昇進が確実となった。28日には名古屋場所(7月13日初日、愛知・IGアリーナ)の番付編成会議が開かれ、来月30日に正式に発表される。
三役陣では、東関脇・大栄翔(31=追手風部屋)が10勝5敗、西関脇・霧島(29=音羽山部屋)が11勝4敗、西小結・若隆景(30=荒汐部屋)が12勝3敗とそれぞれ2桁勝利を挙げた。両関脇が勝ち越しているため空きはないが、小結で2桁勝利した場合は関脇の枠を増やすことが通例。若隆景は一昨年の春場所以来となる関脇復帰が予想される。若隆景は2場所合計21勝、霧島は19勝、大栄翔も19勝。大関が琴桜1人だけとなり新大関誕生が望まれる中、3関脇が大関昇進を懸けて名古屋場所に臨むことになりそうだ。
若隆景が関脇に上がった場合、小結の空きは2枠。東前頭6枚目で10勝5敗の欧勝馬(28=鳴戸部屋)と東前頭9枚目で11勝4敗の安青錦(21=安治川部屋)の新三役昇進が予想される。安青錦が初土俵から所要11場所で新三役昇進を果たせば、小錦(元大関)と朝青龍(元横綱)と琴欧洲(元大関)が持つ史上最速記録(付け出しを除く)の14場所を大きく更新することとなる。
新会場「IGアリーナ」で行われる名古屋場所。新横綱に加え2人の新三役誕生、そしてトリプル大関獲りが予想され、新たな歴史の幕開けが期待される。