「マジか…」敵投手が咄嗟にFワードを吐露 大谷翔平が見せた驚異の流し打ちに米愕然「オオタニのように打てる打者はいない」
2025年5月28日(水)11時0分 ココカラネクスト

ライブBPの影響も感じさせず、逆方向へとかっ飛ばした大谷。(C)Getty Images
怒涛の3試合連続弾に米球界も沸いた。
現地時間5月27日に敵地で行われたガーディアンズ戦に大谷翔平(ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。4回の第3打席に今季3度目となる3試合連続となる2ラン本塁打をマークした。
【動画】大谷翔平が20号アーチ!逆方向へ豪快に運んだシーン
鮮やかに初球を捉えて見せた。相手先発タナー・バイビーが投じた外角真ん中への83.9マイル(約135.9キロ)のカットボールを流し打った打球は、39度という高い放物線を描き、敵地プログレッシブフィールドの名物である高さ約6メートルの左翼フェンスを楽々と越えていった。
打たれたバイビーが思わず「嘘だろ。マジか…」とFワードを用いて愕然とした大谷の一振り。レギュラーシーズン55試合での20号到達は自己最速であり、シーズン58発ペース。2度目のキング戴冠だった昨季の自己最多54発を上回る量産態勢となっている。
直近7試合では打率.185とやや精彩を欠いているものの、3本塁打、4打点、長打率.556と図抜けたパワーを発揮する大谷は、現地時間5月25日に投手としてライブBPを実施。大きな怪我もなく消化し、二刀流としての歩みを進めている。
調整面を含めて異次元な活躍を見せている背番号17には、地元記者も目を丸くする。
米専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のXで大谷の逆方向弾を「オオタニはまた打った」と紹介。アーロン・ジャッジ(18本)、カイル・シュワーバー(18本)らの本数を上回ったことを伝えた上で「彼らの中でも、最近(ライブBPにて)投手として97マイルを記録したのは、1人だけだった」と大谷の異能さを記した。
また、米ファンも連夜の大谷の一発には脱帽。Xでは「オオタニのように逆方向に打てる打者はいない」「彼は神だ」「GOATとは彼」といった声が相次いだ。
逆方向への強い当たりで外角攻めにも対応して見せた大谷。その勢いは夏場を前に加速している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]