新たな“司令塔”探すマンC、リヨンで躍動の21歳シェルキに関心か…約39〜49億円で獲得可能?
2025年5月28日(水)17時47分 サッカーキング
今夏の去就に注目が集まるシェルキ [写真]=Getty Images
ジュゼップ・グアルディオラ体制9年目の今シーズンは極度の不振に陥り、FAコミュニティシールド以外のタイトルを逃したマンチェスター・シティ。雪辱を期す2025−26シーズンに向けて、クラブは今夏の移籍市場で中盤やサイドバック(SB)の補強に動くと見られており、ミラン所属のオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやニューカッスル所属のイングランド代表DFティノ・リヴラメントらへの関心が明らかになっている。
また、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが今シーズン限りで退団することから、新たな司令塔となり得る選手の獲得も画策中。レヴァークーゼン所属のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得を断念し、ノッティンガム・フォレスト所属のイングランド代表MFモーガン・ギブス・ホワイトへ関心を寄せていることが報じられる中、リーグ・アンで輝きを放った“若き才能”シェルキもリストアップされているようだ。
現在21歳のシェルキはウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤーで、2010年夏にリヨンの下部組織に加入し、2019−20シーズンに16歳の若さでトップチームデビューを飾った。今シーズンは公式戦44試合で12ゴール20アシストをマークするなど躍動し、フランス代表にも初招集。現行契約を2026年6月末まで残す中、リーグ・アン最終節後に「キャリアの新しい章に挑む準備はできている」と退団を示唆し、今夏のステップアップが噂されている。
リヴァプールやチェルシーも関心を寄せるシェルキだが、この度『テレグラフ』が報じたところによると、マンチェスター・シティも獲得レースに参戦したとのこと。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、シェルキはギブス・ホワイトと並んで能力を高く評価されており、獲得リストに名を連ねていると指摘。マンチェスター・シティはすでに移籍金の詳細についての情報も得ているようだ。
なお、シェルキの契約解除金は2000万ポンド(約39億円)から2500万ポンド(約49億円)程度と報じられている。