大谷翔平が20号メジャー一番乗りなら… 鈴木誠也は50打点一番乗り 球団20年ぶり快挙で年間147打点ペース
2025年5月28日(水)11時55分 スポーツ報知
◆米大リーグ カブス—ロッキーズ(27日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
カブス・鈴木誠也外野手(30)が27日(日本時間28日)、本拠地・ロッキーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回に先制の左前適時打を放ち、メジャー最速で50打点に到達した。
この日が自身は今季51試合(チームは55試合)目の出場。MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、1920年以降、51試合の出場で50打点以上を挙げたのは2005年のD・リー以来、球団20年ぶりの快挙となった。
0—0の3回1死満塁で迎えた第2打席。右腕・マルケスの初球、内角の85・2マイル(約137・1キロ)のナックルカーブを打球速度100・3マイル(約161・4キロ)で左前にはじき返した。メジャー全体トップの打点を「50」に伸ばし、シーズン147打点ペース。自己最高は2023年の74打点。大幅に上回る勢いだ。
この日、ドジャース・大谷翔平投手(30)がMLB一番乗りで20本塁打に到達したが、鈴木は50打点一番乗り。日本が誇る左右の大砲がメジャーの舞台を席巻している。
この日は週間MVPが発表され、鈴木が3年ぶり2度目の受賞。先週は20日(同21日)の敵地・マーリンズ戦で2ラン含む3安打4打点、23日(同24日)の敵地・レッズ戦では8回に試合を決める13号3ラン、25日(同26日)の同戦で8回に14号決勝3ランを放つなど、25打数12安打の打率4割8分、3本塁打、10打点をたたき出していた。