大谷翔平、自身最速のペースで20号 今季MLB全体1番乗り、日本人最多5年連続6度目20発
2025年5月28日(水)8時54分 スポーツ報知
◆米大リーグ ガーディアンズ—ドジャース(27日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3試合連続の本塁打となる20号2ランを放った。MLB全体で20本塁打1番乗りとなった。
2—0とリードして迎えた4回2死一塁の3打席目。先発右腕・バイビーの初球を捉えた。甘く入った83・9マイル(約135・0キロ)のカットボールを逆方向にはじき返し、打球角度39度で高々が上がった打球は左翼席最前に飛び込んでいった。3戦連発は今月14〜16日に続いて今季2度目となった。
18年のエンゼルス入りから今季でメジャー8年目だが20本塁打は19年と20年を除く5年連続6度目。日本人では松井秀喜氏(ヤンキースなど)の5度を上回って日本人史上最多となった。さらに20本のペースでは、5月中に到達するのは自身最速で、チーム55試合目、自身53試合目もいずれも最速。これまでの最速は23年のチーム68試合目、自身66試合目の出場だった6月12日とあって、ぶっちぎりのペースだ。
162試合に単純換算すると58・9発ペース。60本塁打への夢も膨らむばかりだ。