大谷翔平が今季2度目3戦連続本塁打で20号MLB全体1番乗り、5月13発目…58・9発ペースに
2025年5月28日(水)8時20分 スポーツ報知
◆米大リーグ ガーディアンズ—ドジャース(27日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3試合連続の本塁打となる20号2ランを放った。MLB全体で20号1番乗りとなった。
2—0とリードして迎えた4回2死一塁の3打席目。先発右腕・バイビーの初球を捉えた。甘く入った83・9マイル(約135・0キロ)のカットボールを逆方向にはじき返し、打球角度39度で高々が上がった打球は左翼席最前に飛び込んでいった。3戦連発は今月14〜16日に続いて今季2度目となった。
勢いが止まらない。大谷は25日(同26日)の敵地・メッツ戦で、ライブBPに登板した直後に千賀から右翼へ18号先頭弾。「甘い球をしっかり打てたので、そこはよかったかなとは思う」とうなずいていた。ニューヨークからクリーブランドに移動した26日(同27日)の敵地・ガーディアンズ戦では先発右腕・ウィリアムズの初球を捉えて自身メジャー2発目となるプレーボール弾。昨年6月25、26日(同26、27日)のともに敵地・ホワイトソックス戦以来自身2度目の2試合連続先頭打者本塁打を放った。この試合の初回先頭の1打席目は見逃し三振でMLB史上4人目の3試合連続先頭弾はならなかったが、2打席目に申告敬遠で出塁してブーイングを浴びたが、3打席目にしっかりと本塁打を放って今季2度目の3戦連発とした。
5月は24試合目で13発目。5月の月間本塁打数では23年の8本を大きく上回っており、この試合を含めて4試合を残しながら自己最多を更新している。月間13本塁打以上は21年6月(13本)、23年6月(15本)に次いで3度目。月間最多15本も視野に入っている。シーズン55試合目での20号は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、58・9発ペースとなり、自己最多で2年連続の本塁打王となった昨季の54発を上回るペースだ。4月28〜30日の本拠地・マーリンズ3連戦から9カード連続で本塁打を放つなど、好調を維持している。
この日の試合前は約7分間キャッチボールを行って調整。笑顔も見せながらリラックスした様子で、スプリットを入念に確認していた。
◆大谷の年度別本塁打数(★は本塁打王)
▽18年 22本
▽19年 18本
▽20年 7本
▽21年 46本
▽22年 34本
▽23年 44本★
▽24年 54本★
▽25年 20本
◆5月の年別本塁打数
▽18年 2本
▽19年 3本
▽20年 0本(試合なし)
▽21年 7本
▽22年 7本
▽23年 8本
▽24年 7本
▽25年 13本