エンゼルス動いた!トレード締め切り間近に緊急補強敢行 通算183発砲獲得で大谷翔平の「四球攻め」も減少するか

2023年7月31日(月)13時3分 ココカラネクスト

通算183本塁打をマークしているグリチェク(C)Getty Images

 目指すプレーオフ進出のため、トレード締め切り間近にエンゼルスが動いてきた。

 すでに「買い手」となって補強を進めることをフロントは明言していたが、現地時間7月30日(日本時間31日)にエンゼルスはコロラド・ロッキーズからランダル・グリチェク外野手、CJ・クロン内野手を交換トレードで獲得したと発表。マイナーの2投手がロッキーズに移籍する。

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 目を引くのは長打力だ。グリチェクは2009年にドラフト1巡目(全体24位)でエンゼルス入り。その後カージナルスやブルージェイズでプレーし22年にロッキーズに移籍していた。主に中堅、右翼を守り通算183本塁打をマークしている。

 クロンも勝負強さが持ち味。2011年ドラフト1巡目(全体17位)でエンゼルス入り、21年からロッキーズでプレーしていた。通算186本塁打をマーク、ともに180発超を記録、エンゼルスでキャリアをスタートさせた両ベテラン選手の加入はチームにとっても大きい。

 現在のチームは離脱者が相次ぎ、前日の29日(日本時間30日)のブルージェイズ戦では4番に入ったテイラー・ウォードが相手投手から顔面死球を受け、その後、負傷者リスト(IL)入りが決まったばかり。

 マイク・トラウト、アンソニー・レンドン、ジョー・アデルなど主力に故障者が続出している中で、大谷も最近の試合では勝負を避けられ、四球攻めにあっている。

 2人で369発砲の獲得は四球増に悩む大谷を打線で孤立させない点でも、朗報であることは間違いないだろう。

 目指すプレーオフ進出のためにぎりぎりのところで打てる手は打ってきたフロント。新加入の選手の活躍に期待が高まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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