特別指定の大学生・山見大登が鮮烈なJデビュー弾! G大阪、清水下して3試合ぶり白星

2021年8月13日(金)20時57分 サッカーキング

清水エスパルスとガンバ大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J1リーグ第24節が13日に行われ、清水エスパルスとガンバ大阪が対戦した。

 序盤から押し込むG大阪は7分に決定機。ペナルティエリア右から柳澤亘が柔らかいクロスを供給すると、競り勝ったレアンドロ・ペレイラが頭で合わせたが、惜しくも左のポストに阻まれた。

 苦しい時間帯を耐えた清水は15分、チアゴ・サンタナが左足で強烈なミドルシュートを放つが、相手GK東口順昭のセーブに遭う。その場面で獲得した右コーナーキックから西澤健太がアウトスイングのボールを供給すると、ヴァウドが頭で合わせたボールは右ポスト直撃。こぼれ球をサンタナが押し込もうとしたが、相手DFの守備に阻まれる。

 拮抗したせめぎ合いが続くなか、清水は前半終了間際にチャンス到来。ゴール前での混戦からこぼれ球に反応した鈴木唯人が左足を振り抜いたが、わずかに枠を外れた。前半は両者に得点が生まれず、スコアレスで折り返した。

 清水は55分、コーナーキックの流れからサンタナが押し込んだかに思われたが、ハンドで得点は認められない。対するG大阪は57分、ペナルティエリア右で矢島慎也のパスを受けたL・ペレイラが振り向きざまに右足を振り抜くが、シュートは左のポストに弾かれる。

 無得点で迎えた82分、ついに試合の均衡が敗れる。G大阪は途中出場の山見大登がロングボールに抜け出し、切り返しで相手をかわすと、ペナルティエリア右から左足を振り抜く。シュートは弧を描いてゴール左上に吸い込まれ、関西学院大学在学中の「JFA・Jリーグ特別指定選手」である山見は、Jリーグのデビュー戦で初得点を記録することになった。

 試合はこのまま終了し、清水は2試合ぶりの黒星で4戦未勝利、G大阪は3試合ぶりの白星となった。次節は21日に行われ、清水はアウェイで湘南ベルマーレと、G大阪はホームでFC東京と対戦する。

【スコア】
清水エスパルス 0−1 ガンバ大阪

【得点者】
0−1 82分 山見大登(G大阪)

サッカーキング

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