プジョー、新世代”3本爪”フェイスに進化した『リフター』を導入。室内もさらにデジタル化

2024年8月28日(水)7時10分 AUTOSPORT web

 オフロードにも対応するスタイルと走行性能を併せ持つSUVテイストのMPVとして、2020年11月にも日本市場への上陸を果たしたプジョーの『RIFTER(リフター)』が一部改良を受け、最新のブランドロゴと3本爪のシグネチャーライトを装備した新しいフロントフェイスを採用。おなじみ2列5人乗りの標準モデルと、3列7人乗りのロングともに8月22日より発売が開始されている。


 オフのテイストを打ち出した独自の存在感で高い人気を誇り、前後左右にあしらわれたクラッディング(ホイールアーチやガード類)が生み出すマッシブな造形や、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備するなど、姉妹モデル(『シトロエン・ベルランゴ』『フィアット・ドブロ』)とは一線を画す存在感を示していた同車だが、今回の刷新では内外装ともに最新世代のモデルに準じたデザインや機能が採用されている。


 とくに目を惹くフロントマスクでは、ライオンのロゴ周りをブラックアウトしたブロック型とし、象徴的な3本爪のデイライトもブロック形状に。シグネチャー的な造形にSUVとしての力強さを強調した存在感に加え、ヘッドライトやフォグランプを従来のハロゲンからLEDに変更したことで、夜間の視認性が格段に向上している。


 さらにリヤでも幅を広げた新デザインの「Peugeot」レタリングロゴと車名を採用したことで、視覚的に重心が低くなることでの安定感を印象付ける。


 一方のインテリアも、中央のタッチスクリーンが従来の8インチから10インチにサイズアップし、インフォテイメントシステムも刷新。これにより車両のソフトウェアアップデート(OTA/Over The Air)が可能となり、ソフトウェアをつねに最新の状態に保つことが可能に。


 さらにCarPlay(Apple CarPlay)/Android Autoに対応したUSBコネクタもType-Cへと変更し、快適なドライブをアシストするとともに、メータークラスターも従来のアナログメーターからデジタルメーターに変更され、表示をドライバーの好みに設定することを可能としている。

前後左右にあしらわれたクラッディング(ホイールアーチやガード類)が生み出すマッシブな造形や、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備
ライオンのロゴ周りをブラックアウトしたブロック型とし、象徴的な3本爪のデイライトもブロック形状に


 新たにステアリングヒーターを装備した、おなじみの小径ステアリングと“3D i-Cockpit”は、従来のブラウンとブラックのツートンからグレーとブラックのツートンに変更。またシート生地には、エンボス加工を施したファブリックを使用したことで質感の向上も果たしている。


 先進運転支援と安全性の面でも大きな進歩を遂げ、ミリ波レーダーの追加によりアクティブクルーズコントロールの性能が向上し、停止後3秒以内の再発進が可能に。また、ドライバー任意の位置(右寄りや左寄りなど)で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストを新たに追加したことで、ロングドライブにおけるドライバーの負担軽減も実現し、クルーズコントロール&スピードリミッターのスイッチを従来のステアリングコラムからステアリング上に変更したことで、より直感的な操作を可能としている。


 主軸であるMPVとしての機能性にも磨きが掛けられ、従来の5人乗りモデルに設定されたマルチパノラミックルーフとリヤシーリングボックスを廃止し、リヤゲート間口を最大化。これにより大型の積載物を載せることが可能となり、2列目を倒した状態の最大荷室容量は5人乗りが2126リットル、同7人乗りが2693リットルに。ボディカラーにも新色のシルカ・グリーンとぺルラネラ・ブラック、アイシー・ホワイトの3色が用意され、価格は448万〜468万円(税込)となっている。


プジョーコール TEL:0120-840-240

中央のタッチスクリーンが従来の8インチから10インチにサイズアップし、インフォテイメントシステムも刷新
ミリ波レーダーの追加によりアクティブクルーズコントロールの性能が向上し、停止後3秒以内の再発進が可能に


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