大谷翔平獲得の最有力はジャイアンツと米予想!WS制覇実績などを強調「獲得への絶対的な自信を持っている」

2023年9月11日(月)17時44分 ココカラネクスト

今オフFAとなる大谷の契約は現地でも話題を呼んでいる(C)Getty Images

 レギュラーシーズン終了後、FAとなる見込みであるエンゼルスの大谷翔平。右肘の靱帯損傷、さらに腹部の張りにも見舞われ、シーズン終盤にきて、欠場となるゲームも増えている中、オフの話題では現在も「主役」であることには変わりはないようだ。

【動画】脅威のハイフライボール!敵地を騒然とさせた大谷翔平の圧巻アーチをチェック

 米野球メディア『ClutchPoints』は現地時間9月9日(日本時間10日)、オフに大谷獲得へ動くことが予想される5球団をランキング形式で紹介するトピックを配信した。肘の故障を抱えている現在のコンディションや、大谷が望むとする西海岸の球団、さらにプレーオフを狙えるチームという条件を踏まえ、同メディアが独自に選出した。

 ランキングの5位として選ばれているのはカブス。トピックでは所属選手の総年棒が低く抑えられており「より多くの資金を投じる余裕がある」と指摘している他、「シカゴには、チャンピオンシップを争える優秀な若い中心選手が揃っている。コディ・ベリンジャーと再契約し、オオタニを獲得すれば、カブスは来季以降、ナ・リーグ最高のチームの一つに入ることができるだろう」と綴っている。

 4位にはマリナーズが挙がった。「シアトルが1人の選手に5億ドルを費やすことを想像するのは難しい」と評しながらも、過去の日本人選手が多く在籍した点に触れ「オオタニであれば(5億ドルを)支払うことになっても不思議ではない」と見解を示した。

 続けて、3位のメッツについては、球団オーナーであるスティーブ・コーエンの熱意にフォーカス。同メディアは「彼(コーエン)はどんな犠牲を払ってでも勝ちたいと思っており、優勝の可能性を高めるためにはいかなる費用も惜しまない」と見通しており、多くの主力選手を放出するなど、チームが再建中であることにも言及しながら「コーエンとメッツが(大谷獲得に)傍観者として黙って座っていると実際に信じている野球関係者はほとんどいない」と主張している。

 上位2チームのうちの1つにはドジャースが入った。ここでも大谷獲得への資金に余裕があると指摘する他、ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンに並ぶスラッガーが必要と説いており、「オオタニを加えれば、ドジャースのスター選手から大きな負担が取り除かれ、優勝を狙えるラインアップを形成できる」とさらなる打線強化を主な理由の一つに挙げた。

 そして、1位として記されているのはジャイアンツだ。同メディアは「2010年以降、MLB最多となる3度のワールドシリーズ優勝を誇るジャイアンツは、明らかにオオタニに優勝争いをさせることができる組織」とチーム力の高さを強調。加えて、「オオタニの希望額に見合う用意があることは間違いない」とし、「サンフランシスコは、オオタニのFAに関しておそらく最も重要である、スーパースターの獲得に絶対的な自信を持っている」と綴っている。

 シーズンも残り20試合を切り、今後はよりFA市場を巡る話題は熱を帯びてくるはずだ。ストーブリーグでも「日本人スター」は、他のどの選手よりも注目を集める存在となるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「獲得」をもっと詳しく

「獲得」のニュース

「獲得」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ