37歳S・ラモス、長い現役生活の秘訣について専門家は「あえて言うならメンタリティ」

2023年9月16日(土)10時20分 サッカーキング

セビージャに復帰したS・ラモス [写真]=Getty Images

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 セビージャに所属する元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが37歳になった現在もプレーを続けられている点について、フットボール科学研究所(FSI)の共同創設者であるベルナルド・レケーナ氏がコメントした。15日、スペインメディア『Relevo』が伝えている。

 今夏、古巣のセビージャへと電撃復帰を果たしたS・ラモス。6日の入団発表では18年ぶりの復帰に涙を流したS・ラモスだが、ウルトラス『ビリス・ノルテ』は激しく反発。過去の退団の経緯や、レアル・マドリードの選手としてセビージャと対戦した際の振る舞いなどですっかり“ヒール”となったS・ラモスの帰還は、大きな話題を呼ぶこととなった。

 しかしながら、今夏にサウジアラビアから巨額のオファーを提示されていたにも関わらず、S・ラモスは5大リーグにとどまる決断を下した。37歳になっても第一線で活躍することにこだわった形だが、FSIのレケーナ氏はS・ラモスが今もなお現役を続けられている点について分析。レケーナ氏はかつて、セビージャにフィジカルトレーナーとして在籍していたことがあり、S・ラモスとともにトレーニングに向き合った経験がある。

「彼の場合、遺伝とエピジェネティクス(DNAの塩基配列を変えずに細胞が遺伝子の働きを制御する仕組みを研究する学問)がパフォーマンスに最適な形で一致しているケースだ。セルヒオはさまざまな面でユニークだが、一つだけ強調するとすれば、メンタリティだろう。自分自身を向上させ、前日よりも毎日良くなろうとするメンタリティ。学び続け、日々目標を追求し続けるメンタリティだ」

 これまでのところ、ラ・リーガで3試合を消化したセビージャにおいて、S・ラモスの出場はなし。チームは3連敗で最下位と苦しい状況にあり、3試合で8失点と守備が崩壊している。

サッカーキング

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