F1第15戦ロシアGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2021年9月26日(日)17時21分 AUTOSPORT web
2021年F1第15戦ロシアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 予選=10番手
Q3でのコンディションの変化にうまく対応することができず、今日の予選には少し不満がある。結局のところ、Q3で適切なタイミングで適切なタイヤを履くことができなかったせいで、最後にソフトタイヤで2回のアタックをすることができなかった。僕はこうしたチャレンジングなコンディションが好きだから、間違いなく10番手より上に行けるだけのポテンシャルはあった。
でもポジティブに考えれば、僕たちは2台ともトップ10からスタートできるし、これは悪くないポジションだ。明日はドライになりそうだけど、どんなコンディションであろうと準備はできているよ。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=9番手
Q1とQ2では強さがあり、いい結果が期待できそうだった。でも天候と路面コンディションが変化するなかで、タイミングが重要な状況になった。今思えば、スリックタイヤをあと1周早く試すことができたと思う。
決勝では何が起きてもおかしくない。今日の走行から、ウエットでこのマシンのパフォーマンスがとても良いことを確認できたのはよかった。
前向きに決勝に向かうよ。一番の目標は、強力なスタートを決めて、できる限り良いレースにまとめ上げることだ。
(Q3について語り)今日はタイヤに熱を入れるタイミングがすべてだった。僕たちはそれをうまくできなかったんだ。最初のセットで準備ラップを入れたことで、(スリックに換えるのが)1周遅くなったと思う。最後にスリックタイヤに交換した後、1周しかアタックラップを走れなかった。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 予選=8番手
Q3に進出できて嬉しいし、8番手は明日ポイントを争うためのいいスタートポジションだ。昨日に比べると僕たちは着実に進歩したし、チャレンジングなコンディションでチームは素晴らしい仕事をしてくれた。
でも最後のラップはもう少しうまくやれたと思っている。(注:セルジオ・ペレスによる)最終セクターのトラフィックが影響して、ターン13、14、15のブレーキングでタイムを落としてしまったんだ。
Q1ではダニエル(・リカルド)も僕の邪魔になった。少し不満があるけど今は明日に目を向けている。ここは最初のブレーキングポイントまでが長いしスリップストリームが効く。日曜日がどうなるか見てみよう。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=7番手
Q1とQ2は順調で、インターミディエイトのコンディションで強さがあると感じていた。でもQ3終盤、路面が乾き始めた。ピットインし、計測ラップを2周走りたいと思っていたけれど、結局1周しか走れなかった。1周ではタイヤをうまく機能させることはできない。熱を入れるのがとても難しかったんだ。
上位に入ったマシンはすべて、少なくとも2周は走れていた。そのためにこういうことになった。
いい状況とはいえないけれど、まだ終わったわけではない。マシンは強力だし、僕自身、週末を通して速さを発揮してきた。モンツァの時のように最後方からスタートするわけではないから、7番グリッドからプッシュして、前回よりいい結果を出したいと思っている。
■アルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=6番手
難しいコンディションの予選での6番手には満足している。ウエットでのソチは走ったことがなかったからストレスフルだった。時間が足りず、コースのどこにグリップがあるのか、実際に試しながら見つけていくことが難しかった。
しかし最終的にはウエットでもダンプコンディションでも僕たちには競争力があった。Q3の最後のラップではコンマ5秒ほどロスをしてしまったので、6番手より上にいけたかもしれない。
明日は僕たちの後ろに速いクルマが何台もいるから難しくなる。でも挑戦することは楽しみだよ。