モテ男ハース代表はツラい。無線で振り返るアタック中断の「なぜ」【SNSピックアップF1第17戦(2)】

2022年10月2日(日)16時27分 AUTOSPORT web

 2連覇に王手をかけポールポジションもほぼ確定と見られたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがまさかのアタック中断に全世界が「なぜ?」と目を疑う衝撃の予選に。そんな予選を生むことになったシンガポールの朝、そしてサーキットでの話題をSNSから振り返る。


●シンガポールの珍客


 犬や鳩など時たま動物が迷い込むF1において、過去もっともドライバーを驚かせたのはこのシンガポールGPかもしれない。体長1メートルはあるのではないかと思わせるトカゲだ。当時フェルスタッペンは「巨大なトカゲがいるぞ」と思わず笑いがこぼれている。




●ご満悦のシュタイナー代表


 強面だがその愛嬌が多くのファンを魅了しているハースのギュンター・シュタイナー代表。この週末はご機嫌のようでカメラを向けると満面の笑みを振りまいてくれた。




 そんなシュタイナー代表に「私と結婚して」と熱烈なラブコールを送るファンにハースの公式Twitterは「あきらめて、私たちのものだから」とツイート。モテる男は辛い。




●ガスリー、アロンソとヘルメット交換する


 ヘルメットコレクターと化しているアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、このレースでアルファタウリのピエール・ガスリーともヘルメットを交換した。これまで意外にもヘルメット交換をしてこなかったのは驚きだが、これで全員コンプリート?




●リカルド(悪い顔)


 目隠しで寿司のネタを当てるゲームをするアルファタウリの角田裕毅、そこに忍び寄るのマクラーレンのダニエル・リカルドだ。どうやらガリを仕込んだとか。詳細は近日公開される。





全世界が「なぜ?」/土曜日の様子



●全世界が「なぜ?」/土曜日の様子


 これまで不思議とウエットレースがなかったシンガポールGPではあるが、この週末は朝から亜熱帯の洗礼を受けることに。




 雨は上がるもサーキットは水浸し、コースマーシャルによって水の吐き出し作業が行われたが、FP3は結局序盤の30分を潰すことに。その後もウエットパッチがあちこちに散見される難しいコンディションで、ほとんどのチームが思うようにメニューをこなせなかった。




 セッション開始待ちのヤキモキする状況下でもトレーナーにいたずらする角田はマイペースだ。




 セッション開始が告知されると各チーム慌ただしくマシンを送り出す。そんななかフェラーリのシャルル・ルクレールがピットアウトするも大回りしてしまいフロントウイングがサインガード手前のウォールに接触しかけてしまう。


 それをフォローしたのはルクレールを目の前にしていたマクラーレンのスタッフだった。クリアランスが取れている合図を送りルクレールを送りだす、優しい世界がそこにはあった。




 そして始まった予選。路面は回復しきらず、特にウエットパッチの多かったターン8ではエスケープに進むマシンが多発した。そこで美技を見せたのがハースのケビン・マグヌッセン。ドリフトしながらエスケープに進み体制を整える華麗なステアリング捌きを見せつけた。




 最後はドライタイヤでの勝負となったQ3、最速タイムを記録したのはルクレールで9度目のポールとなった。




 Q1を15番手タイムでギリギリの突破となったノリスではあったが見事に立て直し6番グリッドを獲得。勝負強さはピカイチ。




 全世界が「なぜ?」と目を疑ったフェルスタッペンのアタック中断劇。予定よりも多くの周回をこなしたことによる燃料不足が原因とのことだ。この日ばかりはチームに不満をぶちまけた。



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