レヴァークーゼンとブレスト、CLで3連勝を目指したチーム同士の一戦は痛み分けのドロー
2024年10月24日(木)3時40分 サッカーキング
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が23日に行われ、スタッド・ブレスト(フランス)とレヴァークーゼン(ドイツ)が対戦した。
今シーズンがクラブ史上初のCL参戦となったスタッド・ブレストは、リーグ・アンでこそ第8節終了時点で3勝1分4敗とスタートダッシュに失敗した印象も受けるが、CLではシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)、ザルツブルク(オーストリア)相手に連勝スタート。3連勝を掲げて、昨季のドイツ王者と激突する。
レヴァークーゼンはシャビ・アロンソ監督の下、昨季のブンデスリーガで無敗優勝を達成。今季もここまで4勝2分1敗と上位争いに名を連ねている。それだけでなく、CLでもフェイエノールト(オランダ)、ミラン(イタリア)相手に2連勝と好スタートを切った。
3連勝を目指すチーム同士の一戦は、立ち上がりからアウェイチームのレヴァークーゼンがボールを保持して主導権を握る。均衡が破れたのは24分のこと。左サイドから前進したレヴァークーゼンは、敵陣中央左寄りの位置でヨナス・ホフマンがセカンドボールを回収。逆サイドでフリーになったネイサン・テラへのパスを匂わせつつ、中央を割るパスを通すと、ボールを受けたフロリアン・ヴィルツがボックス手前から右足一閃。グラウンダーのミドルシュートを突き刺し、レヴァークーゼンが先手を取った。
1点を先制してもレヴァークーゼンは攻撃の手を緩めず、29分には細やかなタッチで中央をドリブルでかいくぐったヴィルツがフィニッシュまで持ち込むも、シュートは威力がなくGKにキャッチされる。追加点を奪えずにいると、前半終了間際にはスタッド・ブレストが底力を示した。
39分、ボックス左へ侵入したアブダラ・シマが大外へ預けると、マディ・カマラが体勢を立て直し、右足でクロスボールを供給。ボックス手前で待っていたピエール・レース・メルがダイレクトボレーを叩き込み、スタッド・ブレストが試合を振り出しに戻して前半を終えた。
後半に入ると、スタッド・ブレストが前に出る時間を増やす。レース・メルやルドヴィク・アジョルクらがゴールを脅かしながら、待望の追加点は生まれない。
レヴァークーゼンとしてはなかなかリズムに乗れない時間が続いたが、63分には3枚の交代カードを切り、グラニト・ジャカ、ジェレミー・フリンポン、アミン・アドリを投入。すると徐々に攻撃に転じる場面が増えていく。
終盤にかけても両チームともに悪くないシーンを作り出し、最後までどちらに転ぶかわからないゲームとなったが、試合はこのまま1−1でタイムアップ。3連勝を目指したチーム同士の一戦は、痛み分けのドローで終了した。両者ともに成績を2勝1分として、第4節へ臨む。
次節、スタッド・ブレストは11月6日にスパルタ・プラハ(チェコ)と、レヴァークーゼンは5日に遠藤航が所属するリヴァプール(イングランド)と、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
スタッド・ブレスト 1−1 レヴァークーゼン
【得点者】
0−1 24分 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
1−1 39分 ピエール・レース・メル(スタッド・ブレスト)
今シーズンがクラブ史上初のCL参戦となったスタッド・ブレストは、リーグ・アンでこそ第8節終了時点で3勝1分4敗とスタートダッシュに失敗した印象も受けるが、CLではシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)、ザルツブルク(オーストリア)相手に連勝スタート。3連勝を掲げて、昨季のドイツ王者と激突する。
レヴァークーゼンはシャビ・アロンソ監督の下、昨季のブンデスリーガで無敗優勝を達成。今季もここまで4勝2分1敗と上位争いに名を連ねている。それだけでなく、CLでもフェイエノールト(オランダ)、ミラン(イタリア)相手に2連勝と好スタートを切った。
3連勝を目指すチーム同士の一戦は、立ち上がりからアウェイチームのレヴァークーゼンがボールを保持して主導権を握る。均衡が破れたのは24分のこと。左サイドから前進したレヴァークーゼンは、敵陣中央左寄りの位置でヨナス・ホフマンがセカンドボールを回収。逆サイドでフリーになったネイサン・テラへのパスを匂わせつつ、中央を割るパスを通すと、ボールを受けたフロリアン・ヴィルツがボックス手前から右足一閃。グラウンダーのミドルシュートを突き刺し、レヴァークーゼンが先手を取った。
1点を先制してもレヴァークーゼンは攻撃の手を緩めず、29分には細やかなタッチで中央をドリブルでかいくぐったヴィルツがフィニッシュまで持ち込むも、シュートは威力がなくGKにキャッチされる。追加点を奪えずにいると、前半終了間際にはスタッド・ブレストが底力を示した。
39分、ボックス左へ侵入したアブダラ・シマが大外へ預けると、マディ・カマラが体勢を立て直し、右足でクロスボールを供給。ボックス手前で待っていたピエール・レース・メルがダイレクトボレーを叩き込み、スタッド・ブレストが試合を振り出しに戻して前半を終えた。
後半に入ると、スタッド・ブレストが前に出る時間を増やす。レース・メルやルドヴィク・アジョルクらがゴールを脅かしながら、待望の追加点は生まれない。
レヴァークーゼンとしてはなかなかリズムに乗れない時間が続いたが、63分には3枚の交代カードを切り、グラニト・ジャカ、ジェレミー・フリンポン、アミン・アドリを投入。すると徐々に攻撃に転じる場面が増えていく。
終盤にかけても両チームともに悪くないシーンを作り出し、最後までどちらに転ぶかわからないゲームとなったが、試合はこのまま1−1でタイムアップ。3連勝を目指したチーム同士の一戦は、痛み分けのドローで終了した。両者ともに成績を2勝1分として、第4節へ臨む。
次節、スタッド・ブレストは11月6日にスパルタ・プラハ(チェコ)と、レヴァークーゼンは5日に遠藤航が所属するリヴァプール(イングランド)と、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
スタッド・ブレスト 1−1 レヴァークーゼン
【得点者】
0−1 24分 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
1−1 39分 ピエール・レース・メル(スタッド・ブレスト)