「キープレーヤーはカマダ」日本のW杯を仏メディアが展望!鎌田、南野の活躍に期待「ミナミノは日本の星だ」

2022年11月16日(水)20時25分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 欧州ではやはりこの2人への評価が最も高いようだ。

 11月23日にカタールワールドカップでの初戦を迎える日本代表。7大会連続、7度目の出場となる今回は、ドイツ、スペインという欧州の強豪国と同組になっていることからも、大会前からすでに苦戦を強いられるという予想が聞こえてきている。

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 当然、過去の実績などを振り返るまでもなく、実力が優勝経験国と肩を並べるには至っていない日本代表だが、ヨーロッパでプレーする選手のレベルが上がっていることも事実だ。当然のように海外メディアからの選手個々に対する評価も高まり続けている。

 フランスメディア『Foot Mercato』では、フランクフルトの鎌田大地、そしてモナコの南野拓実の両選手を、今回のワールドカップでのキーマンに挙げており、欧州クラブで高いクオリティを発揮してきたこの2人こそ、カタールで日本が躍進するための原動力だと主張している。

 同メディアは鎌田について「今年6月のブラジル、パラグアイとの親善試合では決定的な活躍を見せており、ワールドカップでも注目される存在だ」と述べており、さらに「前回のヨーロッパリーグで優勝し、最近ではアイントラハト・フランクフルトでチャンピオンズリーグのベスト16に進出にも貢献した。この26歳の攻撃的MFはボールを持つことに抵抗がなく、優れた視野を持っている」とプレーを評した。

 その上で「日本のキープレーヤーとして、カタールでブルーサムライを新たな高みへと導くはずだ」として、ワールドカップへの活躍に期待を寄せた。

 そして南野は「日本代表の星」というフレーズと共に「シュンスケ・ナカムラやシンジ・カガワといったかつての名選手が担ってきたエースの座に、モナコのストライカーが就こうとしている」として紹介されている。

 また他にも「リバプールで贅沢なジョーカーだったミナミノは、2022年ワールドカップ予選では7試合連続でネットを揺らすなど技術的な才能に恵まれたプレーヤーだ。モナコでは期待していたようなインパクトをまだ与えられていないが、彼の最高レベルでの経験は、チームメイトにとって不可欠な財産となることは間違いない」として、欧州での経験値の高さを称えている。

 記事の中では、日本のカタールでの戦いを「タフなグループに属したが、偉業は実現可能だ」とも展望している。欧州メディアからその能力を認められている鎌田、南野の両プレーヤーがチームの先頭に立ち、日本を新たなステージに連れて行ってくれることを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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