ドイツ、スペイン撃破の日本がW杯史上3チーム目の快挙!英メディアも警鐘「日本を見くびるのは危険だ」

2022年12月2日(金)16時19分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 現地12月1日(日本時間2日)、サッカー日本代表はカタールワールドカップ、グループステージ最終戦でスペイン代表と対戦し、2−1で勝利を収め2大会連続でのノックアウトステージ進出を決めた。

 前半11分にスペインのアルバロ・モラタのゴールで先制を許すも、後半3分に堂安律、さらに後半6分には田中碧が立て続けに得点を決め逆転。その後はディフェンス陣を中心にスペインの猛攻を凌ぎ切り、1点差を守り抜いた。

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 初戦のドイツ戦に続き、リードを奪われながらも攻撃的姿勢を押し出したことで、優勝経験国を相手に劇的な白星をもぎ取った日本。2戦目のコスタリカ戦の敗戦により、絶望的とも思われたグループリーグ突破を、自分たちの実力で手繰り寄せたこの結果は、サッカーの母国でも大きく報じられている。

 英放送局『BBC』は試合終了直後に日本の勝利を伝えており、同メディアは「今回のワールドカップで学んだ予想外の出来事の中で、おそらく最大の教訓は日本を見くびるのは危険だということだ」と評している。

 さらに「次の対戦相手であるクロアチアは要注意だ。日本はその刺激的な交代劇はすでに2つの大きな犠牲者を出している」としてベスト16の対戦相手であるクロアチアに向け警鐘を鳴らすメッセージを記している他、「ブルーサムライはカタールのカムバックキングとして頭角を現した」と賛辞を贈った。

 また記事の中では、今回の日本が勝利した2試合について「W杯史上、ハーフタイムで負けていたチームが、同じ大会で2勝したのは、1938年のブラジル、1970年の西ドイツに次いで3チーム目であり、記憶に残るスタイルでそれを成し遂げたのである」と極めて希少なケースでの勝ち方だったとも述べている。

 他にも「ドイツ戦に続き、このゲームでもスーパーサブが重要な役割を果たした」と日本の選手起用が効果的だったことも指摘。その上で「たとえクロアチア戦でビハインドを負ったとしても、彼らがあきらめないことは分かっているはずだ」として、ベスト16での戦いを展望した。

 欧州メディアも絶賛するほどの劇的な試合展開、そしてチーム全体のパフォーマンス。日本にとってこの大会2度目の逆転劇は、今後の戦いの中で、さらに大きな力をもたらすことは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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