【高校受験2025】愛媛県立高、特色入学の志願状況…松山南(普通)4.09倍

2025年1月28日(火)16時37分 リセマム

令和7年度県立高等学校学科別特色入学志願者数

愛媛県教育委員会は2025年1月21日、2025年度(令和7年度)県立高等学校学科別特色入学者選抜の志願者数を公表した。新たに導入される特色入学者選抜には4,108人が志願し、前年度の推薦入学者選抜から2倍以上に増えた。学校・学科別の志願倍率の目安は、松山南(普通)4.09倍がもっとも高かった。

 2025年度愛媛県立高等学校入試では、従来の推薦入学者選抜を廃止し、新しく特色入学者選抜を導入。受検者はこれまでに以上に学習意欲や興味・関心、得意な文化・スポーツ活動などを生かした選抜を受けることができるようになった。

 特色入学者選抜は、1月14日から21日正午まで出願を受け付け、1月21日に確定志願者数を発表した。特色入学者選抜の募集人員は、普通科、社会共創科、理数科、国際文理科などが募集定員の30%程度、職業教育を主とする学科や健康スポーツ科、総合学科は募集定員の50%程度を上限に各高校が設定している。

 特色入学者選抜の志願者数は、全日制全学科で計4,108人。前年度(2024年度)推薦入学者選抜の志願者数1,950人と比べると、2倍以上の増加となった。

 各学校が発表している推薦入学の募集人員(%程度)をもとに各学校・学科の目安の志願倍率をみると、もっとも倍率が高かったのは松山南(本校・普通)4.09倍、志願者数131人。ついで、大洲(普通)3.83倍(志願者数69人)、今治北(本校・商業)3.71倍(志願者52人)、新居浜西(普通)3.52倍(志願者148人)、松山工業(建築)3.19倍(志願者51人)、長浜(普通)3.17倍(志願者57人)、松山東(普通)3.16倍(志願者148人)、大洲(商業)3.00倍(志願者36人)と続いている。

 このほかのおもな学校・学科別の志願倍率(目安)と志願者数は、松山南(本校・理数)1.67倍・10人、八幡浜(普通)2.03倍・65人、松山北(本校・普通)2.78倍・200人、宇和島東(理・普)2.44倍・78人など。

 今後、特色入学者選抜は1月31日に各高校が設定する作文・小論文・面接・集団討論などの検査を実施し、2月7日から10日に合格内定を通知する。一般入学者選抜は2月10日から17日に出願、2月18日から25日に志願変更を受け付け、3月6日と7日に学力検査などを実施する。合格者発表は3月18日午前10時。

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