もはや死語!?「ミーハー」って何の略?国語辞典では「みいはあ」で引くと出てくる意外な語源

2025年2月28日(金)11時0分 婦人公論.jp


(イメージ写真/画像:stock.adobe.com)

流行などにすぐ流される様子を指す「ミーハー」という言葉。最近ではあまり聞かれなくなりましたが、「ミーハーな人」や「ミーハー心がある」などといった使われ方をします。響きが英語っぽいので英語ルーツの言葉かと思いきや、実は日本語から生まれた言葉なのだとか。懐かしのミーハーの語源について迫っていきましょう。

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昭和で流行した名前から?人気スイーツから?


ミーハーの語源には有力な説が2つあります。1つ目は女の子の名前から来ている説。ミーハーが使われるようになった昭和初期、女の子の名前は「みよちゃん」「はなちゃん」など「み」や「は」がつくものが多く流行っていたそう。

そして「流行に流されるような女の子」の総称として、「みいちゃんはあちゃん」を略してミーハーになったという説が有力です。

もう1つは、昭和初期に人気だったスイーツ「みつ豆」と、当時のイケメン俳優であった「林長次郎さん」の名前からきた説。みつ豆は、赤えんどう豆やフルーツに蜜をかけた甘味で、「みつ豆ホール」という専門の喫茶店ができるほど流行しました。

また、昭和の俳優・林長二郎さんも銀幕スターとして人気で、当時流行した両者の頭文字「み」と「は」からミーハーが生まれたと言われています。

ミーハーにはネガティブな意味も!?使うシーンには要注意


他には、力士仲間の隠語として間抜けを意味する言葉である「はーちゃん」と、音階の「ミファ」を駄洒落のように掛け合わせてミーハーと呼んだという説も。こちらは「流行を追う」意味よりも、「愚か者」を揶揄する意味が含まれていそうです。

一方、英語を語源とする説が「me(自分)」と「her(彼女)」を合わせてミーハーとされたというもの。しかし実際に使われているミーハーとの関連性は低く、あまり語源として有力ではないようです。

新しい情報に敏感で、感度が高い意味をもつミーハー。ただし「流されやすい」「流行りにとびつきやすい」といった悪いニュアンスも含まれるので、使う場面には注意が必要です。SNS上では「ミーハーだねって言われて小ばかにされた感じでショックだった」「WBCのときに野球見てたらミーハーって言われたけど、応援するのってダメなことかな」といった声があがっていました。

令和の今、あまり使われなくなったミーハー。興味をもったことがあれば、ミーハーという声を気にせずにどんどんチャレンジしていきたいですね。

婦人公論.jp

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