生理中の睡眠、半数以上が「がんじがらめ睡眠」状態 - モレへの不安や寝姿勢が制限され睡眠不足に
2025年3月13日(木)18時22分 マイナビニュース
ユニ・チャームは3月12日、「生理中の睡眠に関する調査」の結果を発表した。調査は2月5日〜7日、15〜49歳の女性500名を対象にインターネットで行われた。
「生理中の睡眠では、経血モレへの不安を感じることはありますか?」と尋ねたところ、約8割が「ある」「たまにある」と回答。さらに、6割以上の女性が「普段と比べて寝姿勢が制限されている」という。これら両方に当てはまる状態を「がんじがらめ睡眠」と定義したところ、2人に1人以上の女性が精神的・身体的な両方で「がんじがらめ睡眠」の状態に陥っていることが明らかに。
また、多くの女性が「睡眠時に実際に経血モレを経験」しており、「朝から汚れた衣類や布団を洗うのが面倒」「家族に知られるのが恥ずかしい」といった声が。さらに、生理中は「あまり寝返りを打たないようにしている」「ナプキンがずれないように、きつめのショーツをはく」など、普段とは異なる対策をしているという声が寄せられた。
続いて、生理中の睡眠時間は足りているかと聞いたところ、約8割が睡眠不足を感じており、具体的には「2〜3時間足りていない」(39.9%)が最も多く、「3〜4時間」(13.2%)、「
4〜5時間」(4%)など、約半数の女性が「生理中は睡眠時間が2時間以上足りていない」と感じているよう。これにより、生理中における睡眠の質に関する課題が明らかとなった。
次に、「生理中の睡眠時における経血モレ対策に満足していますか?」と質問したところ、約5割の女性が「満足していない」ことが明らかに。しかしながら、そのうち約4割の女性が「経血モレ対策を見直す予定はない」と回答。見直す予定がない理由を聞くと、「自分に合う対策方法が分からない」(35.4%)が最も多く、次いで「どの夜用ナプキンも同じで、改善しない」(23.2%)と諦める声も多くあがった。