約1200本の釘を打ち、カラフルな糸をかけて22時間後…… 息をのむ完成品に「ワオ!!」「信じられないよ」【海外】
2025年3月30日(日)9時45分 ねとらぼ
下準備の段階で気が遠くなりそう……(※画像はInstagramアカウント/@stringartluzから)
●釘と糸で幾何学模様を作り出す“ストリングアート”
動画を投稿したのは、ブラジル在住のDuda Nerisさん。“ストリングアート”のアーティストとして活動しており、さまざまな作品の投稿を行っています。
ストリングアート(糸かけアート)とは、ボードに打ちこんだ釘に糸をかけ、幾何学模様を描き出していくもの。起源は19世紀まで遡ることができ、1970年代にはアメリカで流行しました。今回は、直径64センチの円形のボードを使って作品を制作していきます。
●大量の釘に糸をかけていくと……
まずはボードの下書きに沿って、小さな釘をいくつも打ち込んでいきます。使用した釘の数はなんと1189本だそうで、この作業だけでも多くの人が音を上げてしまいそうです。
釘を打ち込み終わったら、エメラルドグリーンと黒のスプレーでボードを色付けしていきます。さらに白いスプレーで細かな点を入れると、まるで宇宙空間のような色合いとなりました。ここに細い糸を丁寧にかけていくことで、少しずつ完成に近づいていきます。
そうして糸の色やかけ方を変えながら進めていくと……とても美しいストリングアートが完成! まるでクモの巣のように繊細で緻密な糸が張り巡らされたボードは、遠くから見ると万華鏡で覗いたかのように幻想的な風景で、その美しさに思わずため息が出てしまいます。
別の投稿によると、この作品は「水の循環と宇宙の無限性」を表現しているそうで、制作時間は22時間とのこと。Dudaさんは動画に対し、「忍耐が必要だけど、完成品は素晴らしいでしょ! 気に入ってもらえたかな?」とコメントを添えています。
●「なんて忍耐強いんだ」「素晴らしい!」の声
繊細かつ忍耐力のいる作業を経て生み出されたことがわかる投稿に対し、コメント欄では「本当に素晴らしい。すごく時間がかかりそう」「なんて忍耐強いんだ」「あなたの才能を讃える言葉が見つからない」「美しいクモの巣のような作品! こういうの大好きだよ!」といった声や、「すごく懐かしい。70年代の10代だった頃にやったよ。楽しいよね」「素晴らしい! 私もまた作ってみようかな。昔よく作っていて今でもたまに作りたくなるんだよね」などストリングアートを懐かしむ声が寄せられていました。