フレンチの名店『シェ松尾』の「極上手作りビーフシチュー」がクラウドファンディングに登場! そのこだわりとは?
2021年4月23日(金)10時47分 食楽web
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近年、クラウドファンディングを通して特別なグルメを楽しむスタイルをよく見かけるようになりました。プロジェクトに出資することで、そのリターンでスペシャルなグルメを楽しめる——という仕組みは、なんといっても“特別感”がありますよね。
数ある食にまつわるクラウドファンディングのプロジェクトのなかでも、筆者が気になっていたのが、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で展開されているビーフシチューです。なんとこのビーフシチュー、かの名フレンチレストラン『シェ松尾』の元オーナーシェフである松尾幸造氏が手掛けているのです。
実際にプロジェクトのリターンとして提供される「焼肉たまき家×松尾幸造シェフ 極上手造りメスウシビーフシチュー」を特別に試食する機会に恵まれたのですが、正直、想像以上の出来栄えに驚きました。というわけで今回は、このビーフシチューの魅力をご紹介しましょう。
4人の職人が8時間かけて手作り
「焼肉たまき家×松尾幸造シェフ 極上手造りメスウシビーフシチュー」が食べられるリターンでは、2パック5400円、4パック1万400円、8パック2万円となっている
今回のプロジェクトの発起人である『焼肉たまき家』は、2018年に千代田区霞が関にオープンした焼肉店で、昭和36年創業の『たまき家』が経営しています。たまき家は国内で約20%しか流通していないメス牛の仕入れを行っており、都内の三ツ星レストランをはじめ、数々の有名店に和牛を納品しています。
たっぷりのワインを使って、丁寧にアクを取りながら作られている
そんなメス牛のおいしさに魅入られた松尾幸造シェフが「家庭で素材のおいしさと栄養を活かしたおいしいお料理を味わってもらいたい」との想いから作ったのが、今回ご紹介する「焼肉たまき家×松尾幸造シェフ 極上手造りメスウシビーフシチュー」なのです。
和牛のメス牛を使用したこのビーフシチューは松尾シェフを含めた4名の職人が8時間かけて手作りした後、レトルトパックに詰められています。手作りゆえに一度に50食しか作れず、化学調味料や保存料を一切使用していないのも特徴です。
お肉を楽しむための本格ビーフシチューは必食!
想像していたビーフシーチューとはビジュアルからして異なっていた。シチューというより肉がメイン
レトルトなので、パックのまま湯煎し、お皿に盛り付ければあっという間に食卓に並べられます。正直、筆者は開封するまで「まぁ、ビーフシチューだしハズレはないよね」くらいの気持ちだったのですが、実際にお皿に盛り付けてみて驚きを隠せませんでした。これは想像以上に本格的!
実際にナイフを入れると、そのホロホロとした肉の柔らかさにも衝撃を受けました。口に運ぶと肉は柔らかく、濃厚かつ上品なデミグラスの味わいと肉の旨みが口いっぱいに広がります。レトルトだと聞かされなければ、これは完全に高級レストランのひと皿です。
食べる前は「1パック2700円はけっこう高いよなぁ」と思っていたが、実際にこのクオリティの料理が家庭で楽しめるとなると、逆にお得に感じたほど
最近はレストランで食事をする機会が減っていたので、完全に外食レベルのレトルトがいただけて、お腹も心も満たされた気がします。これはプロジェクトを応援するしかない……!
READYFORでは、ビーフシーチューが届くリターンだけでなく、医療従事者にこのビーフシチューを差し入れできる権利もリターンとして用意されています。本プロジェクトの募集期間は4月30日までなので、ぜひ急いでチェックしてみてください!
●DATA
「焼肉たまき家×松尾シェフ」 極上手造りメスウシビーフシチュー
https://readyfor.jp/projects/57617
●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。