北海道の1か月予報 気温は高く、前半はかなり高い 季節の歩みは足踏み状態

2023年9月7日(木)17時10分 tenki.jp

北海道の向こう1か月は、季節の歩みは足踏み状態となりそうです。気温は平年より高く、期間の前半はかなり高いでしょう。前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ないでしょう。

1週目(9月9日〜15日) 明日朝は冷え込みが強まるが一時的

今日(7日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
北海道付近は明日(8日)までは高気圧に覆われ秋晴れが広がります。なお明日朝は冷え込みが強まり、内陸では最低気温が一桁となる所があるでしょう。道内で気温が一桁になるのは、7月20日の天塩で9.5℃以来です。しかし日中は内陸を中心に25℃を超える夏日となり、寒暖の差が大きくなりそうです。
明後日(9日)以降は気圧の谷や低気圧の影響で雲が広がりやすく、太平洋側では雨の降る日もあるでしょう。暖かく湿った空気が入るため気温は高く、内陸では最高気温が30℃くらいまで上がる日があり、湿度も高く蒸し暑さも戻ります。

2週目(9月16日〜9月22日) かなりの高温 気温が高い確率は各地で80%

天気は数日の周期で変わります。低気圧や前線に伴う湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べて曇りや雨の日が多くなるでしょう。平年よりも降水量は多く、日照は少なくなる見込みです。
また暖かい空気の入りやすい状態が続き、気温は高く、平年と比べてかなりの高温となる可能性もあります。

3〜4週目(9月23日〜10月6日) 季節の歩みは足踏み状態

天気は数日の周期で変わるでしょう。引き続き低気圧や前線の影響を受けやすく、平年よりも降水量はやや多く、日照はやや少ない傾向となります。日本の南海上の高気圧から暖かい空気が入り、気温は平年より高い状態が続きます。
北海道は本来であればこの時季は標高の高い山からは初冠雪の便りが届き、(平年では旭岳9月25日、利尻山10月3日)、紅葉が山から下りはじめて街にも本格的な秋の気配が漂う頃です。しかし今年は期間を通して気温は高く経過する可能性が高く、季節の歩みを実感できるのは難しそうです。
平年より気温の高い日はまだまだ続きますので、体調管理や食品の管理には十分注意してください。

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